/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
デパートにて
まふまふ
どこ行きます？
そらる
ん～
そらる
アクセサリー屋寄っていい？
まふまふ
いいですよ！
アクセサリー屋
店員
いらっしゃいませ
まふまふ
何を買うんですか？
そらる
ん？それはお楽しみ
まふまふ
えー？
まふまふ
(お楽しみ、かあ)
まふまふ
(…ん？お楽しみ？)
まふまふ
それってどういう…？
そらる
すみません
店員
はい？
そらる
受け取りに来たんですけど
店員
分かりました
店員
お名前を伺ってもよろしいでしょうか？
そらる
そらるです
店員
少々お待ちください
数分後
店員
お待たせしました
店員
では5000円になります
そらる
1…2…3…4…5
そらる
これですね
店員
丁度お受け取りします
店員
ありがとうございました！
外
まふまふ
あの、そらるさん
そらる
ん？
まふまふ
そろそろ聞いていいですか？
そらる
ああ、これね
そらるさんは真っ白な箱の中から2つのネックレスを取り出した
ひとつは白く「M」と掘られたもの
もうひとつは青く「S」と掘られたもの
まふまふ
これって…
そらる
誕生日おめでとう、まふ
そらるさんが微笑みながら僕に付けてくれる
まふまふ
わぁ～！
まふまふ
ありがとうございますっ！
まふまふ
家宝にしますね！
そらる
いやそれは駄目w
まふまふ
ダメですかw
そこに
まふまふ
……！
まふまふ
(また吸血鬼の気配…！)
今度もスルーしようとした
その時
店員
…あの～！
さっきの店員さんが駆け寄ってきた
店員
1000円多く貰ってたみたいで…
そらる
そうなんですか
そらる
ありがとうございます
そらるさんが店員の手に手を伸ばす
その時
店員から吸血鬼の気配が溢れた
まふまふ
なっ…！
しかし次の瞬間には動き出す
そらるさんの手首を掴む
まふまふ
(ほっそ…)
まふまふ
(まあ、この事は後々話し合うとして)
店員を睨みつける
まふまふ
…何か用ですか、吸血鬼
そらる
え？吸血鬼？
店員
え…
店員
なんの事かさっぱり…
まふまふ
とぼけないでください
まふまふ
気配が丸わかりです
すると店員の目が赤くなり牙も生えてくる
吸血鬼
流石お気づきになられていたんですね、まふまふ様
まふまふ
はい
まふまふ
で、なんの用ですか？
まふまふ
僕を様付けする時点で僕の正体も知ってるみたいですけど
吸血鬼
そうピリピリなさらないでください
吸血鬼
私も危害を加えに来た訳では無いので
まふまふ
じゃあ何ですか？
吸血鬼がそらるさんに視線を合わせる
吸血鬼
そこの人間についていくつか聞きたいことがありまして
まふまふ
うーん
まふまふ
残念だけど教えられません
まふまふ
僕の勝手でそらるさんの情報を流すわけにはいかないので
吸血鬼
そうですか…
まふまふ
うん、ごめんなさいね
吸血鬼
じゃあしょうがないですね
吸血鬼がそらるさんの後ろに回り込む
吸血鬼
…言わなければこいつの首をかき切るぞ
吸血鬼の爪はナイフのように尖っていた
そらる
ま、まふ…！
まふまふ
そらるさんっ！
吸血鬼
ほら、言えよ
吸血鬼
こいつ、死ぬぞ？
僕は俯く
吸血鬼
観念した？
そしてトップスピードで吸血鬼の後ろに回ると
首を掴んだ
まふまふ
ああ、唯一言えることが
すっかり怯えた吸血鬼の耳元で囁く
まふまふ
もしそらるさんに傷を付けたら
まふまふ
いや、今度近づいたら
まふまふ
…殺すよ？
吸血鬼のヒュッと息を吸う音が聞こえた
吸血鬼
わ、分かりました
吸血鬼
今回は引きましょう
吸血鬼が離れて行く
吸血鬼
次会う時はその人間を…
まふまふ
さっきの話を聞いていなかったんですか？
まふまふ
まあ、いいですけど
まふまふ
殺しますし
吸血鬼
……っ！
吸血鬼
調子に乗るなよ、半分の分際で！
まふまふ
………！
チョコチップ
はいっ！
チョコチップ
あーまふくんかっこいいw
チョコチップ
さてさて、
チョコチップ
今日はまふくんのアルバムのフラゲ日です！
チョコチップ
まあ、私はタワレコで予約してるんでまだ届いてませんけど…
チョコチップ
あー！楽しみすぎる！
チョコチップ
ばいちゃ！
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
