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テラーノベル(Teller Novel)

ない💕

…で、本題に
戻るけど…

ない💕

生まれて来たのは
正解か、不正解か
って話だよね?

りう❤(病み)

ん…

ないくんからの返答は、 少し想像と違った。

ない💕

…それはね、
俺たちも何とも
言えないんだよ。

ない💕

実際に俺も、
生まれて来たのは
正解かどうかは

ない💕

わからないしね…w

ないくんも、自分が生まれて 正解かどうかなんて 分からないんだ…

りう❤(病み)

へぇ…

りう❤(病み)

じゃあ、俺は
タヒんでもいいって
解釈でいい?

ない💕

何でそうなるの〜w

そう笑った瞬間、 ないくんはベッドに 座っている俺を

ない💕

ギュッ(りう❤を
抱き締める)

優しく抱き締めてくれた。

りう❤(病み)

…!?

俺は混乱しつつも、 耳元で語りかける ないくんの声を聞いた。

ない💕

…いつかりう❤が
“生まれて来て
正解だった”って

ない💕

思えるように
してあげるからね…

りう❤(病み)

(暖かい…)

あの時と…

俺がないくんの家で 自殺しようとしたときと 同じ暖かさだ…

りう❤(病み)

(その時も…
ないくんが
俺を抱き締めて
くれたっけ…)

淡い記憶が蘇る。

りう❤(病み)

……

ないくんは 俺を安心させようと、 こうやって抱き締めてくれる。

なのに、俺はないくんに 何もしなくてもいいのか。

りう❤(病み)

(そんなわけ…
ないよな…)

殴られてもいい。 嫌われてもいい。

ただ、その一心で

りう❤(病み)

…ギュッ(ない💕を
抱き締める)

ないくんの背中に 腕を回した。

ない💕

…!!

ない💕

大丈夫だからね〜…
⁠(⊃⁠´⁠・⁠◡⁠・⁠⁠ ⁠)⁠⊃ヨシヨシ

そう言ってないくんは、 俺を優しく撫でてくれる。

りう❤(病み)

んぅ…

その手も暖かくて、 とても安心した。

ない💕

…ねぇ、りう❤。

りう❤(病み)

ん…?

すると突然、ないくんが 真剣な声色で話し出す。

ない💕

これからさ、
また辛いことが
あるかもしれない。

ない💕

病院から出たら、
りう❤の親御さんが
いるかもしれない。

りう❤(病み)

…!!

俺は、両親のことを聞いて 少し身体がすくんだ。

ない💕

…でもね、俺たちは
りう❤を守りたいんだ。

ない💕

幸せを、愛情を
知ってほしいんだ。

ない💕

今でりう❤が
もらえなかった
感情を

ない💕

俺たちが注ぎ込んで
あげたいと思ってる。

真剣な目つきで、 真っ直ぐに俺を見て 話しているないくん。

ない💕

だから…

ない💕

俺たちと、
一緒に暮らさない?

りう❤(病み)

…!?

…一瞬、思考が停止した。

くら、す…? 暮らすって、 一緒に生活するってことだよな…

りう❤(病み)

で、でもみんな
嫌がるんじゃ…💦

ない💕

大丈夫!

ない💕

アニキはどう?

ゆうす💛

俺も全然大歓迎やで!

ゆうす💛

りう❤と暮らしたら
楽しそうやしな〜!

ない💕

だってw

…たとえ、この2人が良かろうと 他の3人がいいと言うとは限らない。

りう❤(病み)

ほ、他の3人は…!

ゆうす💛

あいつらもええって
言うはずやで?w

ゆうす💛

りう❤のことを
ずっと気にしてたしなw

そう言って笑顔で話すアニキ。

りう❤(病み)

…俺、迷惑かけて
ばっかりだよ?

ない💕

全然いいよ!w

ない💕

迷惑かけ合って
生きていこ!

ゆうす💛

誰だってそれは
回避しがたい
ことやしな〜w

…じゃあ、最終手段。

りう❤(病み)

俺…前みたいに
パニックになるかもよ?

ゆうす💛

ええよ!

ゆうす💛

だって俺、一応
精神科医やしなw

ゆうす💛

ある程度の対処は
ちゃんと出来るし、

ゆうす💛

これからもっと
本格的な医者の勉強を
していくから安心し!

ない💕

俺は内科医〜!

ない💕

まろは外科医だよ〜

…全員医者かよ……

あ、でもほと💙っちと しょ💜ちゃんは違うのか。

ない💕

…りう❤を
いろんな悪い事から
守りたいんだ。

ない💕

だから…どう?

りう❤(病み)

(いろんな悪い事…
両親のこととか…?)

りう❤(病み)

(本当に守って
くれるのかな…)

…今まで、“助けてくれる”と 言った大人は離れていった。

今まで、“力になるよ!”と 言った友人も離れていった。

きっと、この人たちも いつかは離れていくのだろう。

りう❤(病み)

(でも…この人たちは)

りう❤(病み)

(他の人たちと
何か違う気がする…)

俺の自殺を止めたり、 人の暖かさを教えてくれたり、 “守りたい”と宣言してくれた。

りう❤(病み)

(この人たちとなら…)

…もし、また裏切られたら 今度は確実にタヒんでやろう。

そう思い、 人生のラストチャンスに賭けて

俺は口を開いた。

りう❤(病み)

俺は…

Next ♡1000

誰か俺を助けて… ‐Someone help me…‐

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