テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
バジリスク
タナトス
暖気をさらう風に抗い、タナトスは帽子のつばを押さえる。
十メートル先にたたずむ人型の輪郭。ボタンをとめきった白いシャツも、腹まで引き上げられた黒いスラックスも、一切が風になびいていない。背筋をピンと立たせ、マッタク微動だにしないその様はまるでリアルな彫刻といった具合だ。
浅黒い皮ふの下、鼻筋がネズミのように尖っている。毛のない禿げ上がった頭と、限界を超えて上へ上へと引っ張られた目尻。すぼめた唇の間でストローを咥え、顎を伸ばして頬をへこませている。
静止画に似た静寂の中で、釘穴を思わせる黒目だけが小刻みに震えていた。
バジリスク
タナトス
バジリスク
コカトリス
バジリスク
タナトス
バジリスク
コカトリス
タナトス
バジリスク
バジリスク
バジリスクがキメ台詞とともに懐から抜き出したものは、まさしくバナナであった。それは『待っていました』と言わんばかりに、ジワジワと発光し始める。
直後、世界が反転した。
バナナは依然として、バジリスクの手元で淡く光り続けている。その光景を、バジリスク本人が捉えているという、この奇妙さ……。
首から血を吹き出す自身の姿というものは、マコトに奇妙であった。
バジリスク
バジリスク
コカトリス
バジリスク
バジリスク
コカトリス
タナトス
コカトリス
タナトス
バジリスク
コカトリス
タナトス
コカトリス
コカトリス
コカトリス
コカトリス
バジリスク
タナトス
コカトリス
タナトス
バジリスク
タナトス
タナトス
バジリスク
タナトス
タナトス
黒ずんだ三角屋根の下。溝に苔を生やした石の囲いと、その中央に溜まった底知れない闇……。
タナトスは囲いに手をつくと、軽く乗りこえ姿を消した。
穴を覗き込めば、全ての干渉を断ち切る暗闇があるのみ。
バジリスク
コカトリス
バジリスク
コカトリス
コカトリスが手元の長傘を開き、自身とバジリスクの頭上に掲げた。
四秒後、傘の向こう側で無数の赤い糸が、ザァーァと、ループ映像のごとく三角屋根を叩いては、へりから列を成した雫がしたたり落ちる。
それから九秒もすれば、たちまち赤の明滅は止んでしまった。コカトリスは傘を下ろし、表面についた水気を払う。
そのとき宙に舞った赤い水気が、一瞬その場で浮きとどまったかと思えば、即座に方向を切り返し、三メートルほど離れた一点へと集まっていく。草の表面に付着した粒もまた、二人を避け行き、淡々と赤が一点に凝縮されゆく光景……。
自らもこのような生まれ方をしたのではないか。そう幻想的な見方をすれば、少しはマシに思えるところだ。
タナトス
コカトリス
バジリスク
コカトリス
コカトリス
タナトス
バジリスク
タナトス
コカトリス
タナトス
バジリスク
タナトス
バジリスク
バジリスク
バジリスク
コカトリス
コカトリス
タナトス
コカトリス
コカトリス
コカトリス
バジリスク
コカトリス
タナトス
バジリスク
コカトリス
バジリスク
コカトリス
タナトス
コカトリス
バジリスク
バジリスク
タナトス
コカトリス
コカトリス
コカトリス
依頼人
依頼人
依頼人
コカトリス
依頼人
依頼人
依頼人
コカトリス
バジリスク
タナトス
依頼人
依頼人
コカトリス
バジリスク
バジリスク
タナトス
タナトス
バジリスク
依頼人
タナトス
頭を抱えよろける依頼人へ、コカトリスが膝蹴りと肘打ちでKO勝ちを成し遂げたため、早々に決着がついた。
バジリスク
コカトリス
コカトリス
タナトス
To be continued … ↓
本日の依頼人
名前|レイブン 年齢|79 性別|男 種族|鴉と人間のハーフ 特異能力|自身の影を自由自在に操る事が出来る。例えば、相手を影の中に引き摺り込んだり、影を違う形に変えて相手を斬ったり穴を開けたりする事。相手の影が自身の影に当たって仕舞えば、相手に攻撃する事が可能になる。 ハンデ|相手に罵倒されればされる程心も傷も癒やされる。それとは反対に、褒められれば褒められる程精神は安定せず、傷も深まるばかり。 性格|自己肯定感が地の底過ぎるドM気質選民鴉。 好きなもの・こと|海 得意なもの・こと|早口言葉 嫌いなもの・こと|アボカド/自分/自分と位が同じ者(犯罪者や悪事を働く者の事) 苦手なもの・こと|ゴキブリ/自分の長所を探す事 その他|幼い頃に羽をもぎ取られ、鴉の羽は生えていない。 死にたいわけでは無いが、ただ自分の存在が憎くて仕方ない。けれど、自分と位が同じだと思う者は死んで欲しいと思っている。 顔もスタイルも抜群だと言うのに、中身がクソみたいに面倒と言う残念なイケメン。 依頼内容|ここらで最近噂の翼泥棒(よくどろぼう)を殺して欲しい。 依頼理由・翼泥棒は、翼の生やす者達の羽を根こそぎ取る。そしてその翼を素材に使ったり売り出したりなどするのがとても許せなかった。そして、その中に自身の羽もあるかもしれないから。 キャラの立場|依頼人であり、依頼が完了した後、鬼面楽の仲間へとなる。
サンプルボイス 基本的・ 「え、俺の名前を教えて…?……アハッ!俺みたいなゴミクズなんかの名前を知りたいなんて、キミはおかしな人だね!こんな気持ち悪い俺に話しかけてくる方すらおかしいけど…あ、俺はレイブン。翼もないただのカラスだよ、鴉なのに羽もないなんて、俺って本当にどうしようもないよね!!まぁ、こんな何もできない出来損ないの俺なんか数秒したらすぐ忘れてしまうかもしれないし、そもそも頭の中に俺と言う存在なんか置きたく無いと思うよね。だけどそれで良いんだよ、俺はキミを汚すつもりはない…あれ?でもこうやって話してるから俺はキミに菌を移しているのと同じなのか。だとしたら俺って消えた方がいいよね?あれ。あれ??何で俺生きてるんだろう何で___」 「駄目だよ〇〇くん/さん、俺に近づいたら!!最悪1メートルは離れて話したほうがいいよ…??え、何故かって?そんなの決まってるじゃないか!キミに俺という細菌を与えさせない為だよ!!アハハ、俺は汚い存在だから綺麗で清潔でこの世界に相応しいキミに菌を与えさせたら首を刎ねても良いよ…。俺なんかの汚いゴミカスはこの世界からいないほうがマシなんだし…あ、あは、アハハハハ!!こんな話聞きたくないよね、面白くないよね!俺ってやっぱりつまらない鴉だよ!!!」 位が同じだと思う者・ 「……あれ、いたんだねキミ。」 「あっそ、で?」 「……正直さ、キミなんかにこれっぽっちの興味持てないんだよね。死んで欲しいなとしか思えないや。」 「汚いから、触らないでくれる?」 一人称|俺 二人称|キミ 呼称|〇〇クン(男)/〇〇さん(女) 口調|砕けた口調で話が一々長い。基本的には自身の自虐を沢山話すが、気に食わない相手には口数が少なく、冷たく言葉を返す。 口癖|「あれ、何で俺って生きてるんだろ…??」
コメント
2件
🐍「ふむ。あまりに鬱陶しい場合は、始末したのちに別の世界線へ移動するのも、これまた一興であるな」