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春。
新学期の教室は、いつもより少しだけ騒がしかった。 俺――蒼は窓際の席で、本を読んでいた。
莉子
莉子
蒼
蒼
先生が入ってきて、ざわついてた教室が静かになる。
先生
教室のドアが開く。 入ってきたのは、金髪に少し長めの髪。 耳には小さなピアス。 制服もどこか着崩していて、いかにも目立つタイプだった。
蓮
女子たちは小さく歓声を上げ、男子も「マジか、かっけぇ……」とざわつく。 俺は視線を逸らした。
蒼
先生
先生が指したのは。
先生
蒼
蓮は俺の席まで歩いてくると、ニヤッと笑った。
蓮
蒼
蓮
蒼
蓮
それだけ言うと、蓮は楽しそうに笑った。
蓮
蒼
チャイムが鳴り、授業が始まる。 やっと静かになる。 そう思っていたのに―― コンッ。 机が小さくぶつかった。 横を見ると、蓮が肘をついてこっちを見ていた。
蓮
蒼
蓮
蒼
蓮
蒼
即答すると、蓮は少し驚いた顔をしたあと、また笑った。
蓮
蒼
その瞬間。
蓮は俺の耳元で、小さく笑った。
蓮
蒼
初対面なのに。 なんでこいつは、こんなに距離が近いんだ。 その日から俺の平穏な高校生活は、少しずつ変わり始めた。
ーー第2話に続く。
主主
主主
主主
主主
コメント
3件
くろさん、第2話読みました! 蒼の「関わりたくない」オーラと、蓮の「面白いから絡む」スタンスの対比がもうすでに面白いですね。特に「絶対笑うとかわいい」って初対面で耳元で言う蓮、距離感バグってて逆に気になるキャラだなと。蒼の平穏がどう崩されていくのか、続きがすごく気になります。更新楽しみにしてます!