crxv 短編集

crxv nmmn

❤️×💜

ちょっと病みかも （抑うつ状態匂わせ）

無機質な声に混じった一つの沈黙、 俺は思わず顔を上げてしまった。

知っていたのに、やめておけばよかったのに。 様々な後悔の言葉で溢れる。

そこには、泣いている、昔の…小さい俺が居た。

飛び起きた時、頬で涙が乾いていたことに気がついた。

思い出せないけどなんとなく、 昔の夢を見ていたんだと悟った。

恋人の❤️の寝顔に少しの安心を感じる。 君がいなかったと思うと怖くて仕方がない。 また大好きなんだなと改めて思い知らされた。

一年ほど前にようやくまた眠れるようになった。 けれど最近は眠れても 悪夢を見て起きてしまうことが多かった。

次の日

ただ泣くことしかできなかった俺を 君は抱きしめてくれた。

❤️がいれば大丈夫。

不思議とそう思えた。 君がいてくれれば俺は幸せなんだ。 簡単なようで遠かったことに気がつけたときのお話。