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夏琉真
夏琉真
莉人
莉人
莉人
莉人はなぜか悲しそうにそういった
夏琉真
莉人
莉人
莉人
まるでなにかを俺に隠しているように莉人は誤魔化した
夏琉真
夏琉真
夏琉真
夏琉真
莉人
莉人
夏琉真
莉人
莉人
夏琉真
夏琉真
莉人
夏琉真
莉人
莉人
夏琉真
やられたって…?
李羅と兄さんがやられた…?
そんなはずない
だってあのとき2人は
「大丈夫」
って言っていた
あの2人なら大丈夫だって思ってた
なのに
なのに
やられたって
嘘だ
嘘
…………でも
そんな嘘を莉人がつくわけない
だから、兄さんたちはやられたってこと?
嘘だ
信じられない
信じたくない
俺があのときあんなところに行ってなければ
あのとき俺の足が動いていれば
こんなことにはならなかったのに
本当にダメなやつ
出来損ない
失敗作
こんなやつ…
夏琉真
夏琉真
莉人
莉人
夏琉真
夏琉真
莉人
涙が止まらない
罪悪感がすごい
正義…?
なんだっけ、それ
夏琉真
夏琉真
友達ってなんだっけ!
恋人ってなんだっけ
家族ってなに
睡眠って…あれ?
血……ってなんだっけ
俺の…?
食事…?
食事ってなんだ
なにもかもわからない
夏琉真
夏琉真
莉人
莉人
莉人
莉人
なんで莉人は謝ってるんだ?
莉人はなにも悪くないのに
莉人
莉人
夏琉真
莉人
莉人
莉人
莉人
莉人
夏琉真
夏琉真
莉人
莉人
莉人
夏琉真
夏琉真
俺はひたすら泣いた
目が真っ赤に腫れるまで
莉人
怪我が治るなんていう保証なんてないのに
あんなことをいってしまった
もし治らなかったら…?
もし即.死状態だったら?
とか色々不安な部分はある
だけどカルマを元気付けるためには
これしかなかった
これでいいんだよな…?
だって李羅は元気有り余ってるし
亜嵐さんはあんな化け物になってしまうんだから
莉人
莉人
夏琉真
莉人
夏琉真
夏琉真
莉人
夏琉真