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テラーノベル(Teller Novel)

もくる

…。

良くは分からないが、なぜかこの空間は歩ける。

宇宙のような空間なのに不思議な空間。

こっち…。

もくる

あ…

それでもまだ、私を呼ぶような声が空間に響きわたり続ける。

私もその声をひたすらにたどり続けた。

歩き続け30分後

声をたどり、歩いた私はとてつもない大きな光を見つけた。

もくる


(なに、あれ?)

こっち…だよ…

もくる

!?

もくる

(声は近づいて行くたびに大きくなっている気がする)

もくる

(あの光の中に行けばいいのかな)

もくる

もくる

(私がこの空間から脱出できる方法も分からないし…)

もくる

(うん、行ってみよう)

私は、

覚悟を決めた。

もくる

スタスタスタスタスタスタッ!

もくる

ファ、ファ、ファ…!

もくる

スタスタスタスタ

もくる

(あともう少し…!)

もくる

スタスタッ

もくる

スタスタ…!

もくる

(もうすぐ!)

ピカァァァァァァァァァァァァ…

もくる

(うっ…)

もくる

(眩しい…)

ピカァァァァァァァァァ…

光は次第に大きくなっていった。

もくる

うわぁぁぁぁぁぁぁ!!

私は大きな光に包まれた。

もくる

(…。)

もくる

ん…?

もくる

うっ…

もくる

(ここ、どこ…)

もくるがたどり着いたのは夕方頃の教室だった。

もくる

(あ、そうだ。私、よく分からない光に包まれて…)

あの

もくる

(!?)

もくる

ふぁふぁふぁふぁ!

もくる

(はっ!!)

もくる

(そうだ!食パンくわえたまま来ちゃった!)

もくる

(早く取らないと)

もくる

あの…!お見苦しいところをすみません。

ははっ、大丈夫ですよ。

もくる

私、今全くこの状況がよく分かってなくて…

もくる

1つの声を辿ってここに来たのですが…

あぁ、あなたを呼んだのは俺だよ

もくる

え?

俺があなたに声をずっとかけていたんだ

もくる

そ、そうだったんですね!

けど、まさか食パンくわえてここに来るなんて

すごく面白かったよ

もくる

いやー…あれはなんでもないですー…

ははっ

そういえば、どうしてここに?

もくる

それが…思い出せなくて

そうなのか…

不思議だな

もくる

気がついたらここにいて

なんだかあなたには見覚えがあるんだ

もくる

え?

いや、なんでもない

そういえばあなたの名前聞いてなかったな

もくる

名前ですか?

もくる

(すごい初対面だけど…)

もくる

私はもくると申します。

もくるさんか…

(聞き覚えは…ない…な)

(でもあったことがあるような…)

もくる

あ!あなたの名前も教えて欲しいです。

あぁ、そうだったな

武尊(たける)

俺は武尊(たける)だ。

もくる

かけるさんですか?

武尊(たける)

いや、たけるだ

もくる

たけるさんと言うんですね

もくる

かけるならなんだか聞き覚えがある気がします

武尊(たける)

そうなのか

もくる

はい、気のせいかもしれませんが

もくる

あと会ってすぐで申し訳無いんですけど

もくる

私これから学校なのでお先失礼します

武尊(たける)

あぁ、そうか

もくる

たけるさんも学校急いだ方がいいですよ!

武尊(たける)

あ、あぁ…

もくる

では、またいつか!

そうして目の前に現れた1つのドアを開けた。

ピカァァァァァァァァァ…

もくる

…っ!

武尊(たける)

武尊(たける)

あの人はなぜここに…

武尊(たける)

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コメント

1

ユーザー

いや、武尊もなんでそこに居るんだ?謎だ…

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