気づいたら書類を配って 一週間。
書類を終わらすために 食事もその他も断った
みんな、呆れてもうこの辺りに なると声を誰1人かけに きてくれへんかった
嫌われたくなかっただけやのに、 嫌われてもうたかも知れんw
そんなことを片隅に 思う
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声が掠れる
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皆、書類はグルさんに 渡してるらしい
もう、ええのかも、
書類もやった、誰も俺を 見てくれなくなった、 グルさんに全部任せれば 他の人を雇ってくれれば…
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溜まった書類を見る
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脳がもう動かない
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椅子に手をかけ、 俺は立った
ゴンッ
鈍い音がする
どうやら崩れ落ちたようだった
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崩れ落ちた衝撃で足や腕が見える
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そこにはボロボロになった腕と足が 見えていた
引っ掻き傷、切り傷 色々
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頭からは血、腕と足は ボロボロ
まるで、誰かに 傷つけられたみたいだった
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書類も何とか全部持った
立ち上がらないとと、立ち上がる。 フラっと また体が揺れたが 何とか持ちこたえた
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体がフラフラで歩き方も 変だが 総統室へと向かった
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目がくらみまくる
フラフラが止まらんし
何なら手が震えとった
まっすぐ歩こう それだけを意識して歩いた
総統室の前まで何とか着く
軽くノックをする
コンコンっ
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聞こえたのが違う声に気づかず、 中に入る
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言葉を遮るように冷静に返ってくる
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目の前にいたのは エミさんやった
俺、気づけんかった
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冷たく見るエミさんについ ビクッとする
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震える声、呼吸
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手を差し出すエミさんに そっと書類を乗せると エミさんは確認を始めた
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エミさんが怒っとる… 声が冷たかった
息が苦しくなる
人に会うのってこんなに怖かったっけ?
仲間に怒られるのがこんなに 苦しかったっけ?
そんなこと考えてるうちに どんどん息が出来なくなっていく
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ガクッと足が落ちる
跪いた状態
息ってどうするんやっけ?あれ? 俺、こんなこともできないの…? ダメな子や
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エミさんの手が 肩に触れる。
それすら怖かった
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エミさんが必死に声をかけて 呼吸を落ち着かせようとしてくる
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エミさんが必死になって 震える手を繋ぐ
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エミさんを見て呼吸を する
怖かったけど、握ってくれる手は 緊張を少し和らげてくれた気がした
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息がだんだんできるように なってくる
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エミさんに伝えるも エミさんは手を放さんかった
コメント
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フォローはしていましたが初コメントです!この物語大好きです!続き待ってます!無理のないように!