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学校で友達のいない私は
ゲームで仲良くなった2人と
毎日のようにチャットで話していた。
本名も顔も知らない2人だが
私は2人と話している時間がなによりも大好きだった。
1人はK子。
とても明るくてノリがいい。笑いのセンスもある。
ボイスチャットではそりゃもう笑いが絶えなかった。
もう1人はA美。
A美はK子とは真逆で
大人しく、しっかりした感じの子だった。
いつも3人でしょうもない話をして
夜中に盛り上がっていた。
それから数日後
とある事情で私は
K子の家に1人で泊まりがけで遊びに行くことになった。
仲のいい友達と泊まりがけだなんて
一見羨ましいと思うかもしれないが
私は全くもって行きたくなかった。
何故ならK子は
重度なメンヘラだったから。
どうしても行かなきゃいけなかった理由は
断ったら面倒臭そうだったから。
それに
今後の関係に影響しそうだったから。
私は仕方なく行くことにしたのだ。
K子
K子
ユイナ
A美
K子
K子
K子
K子
K子
ユイナ
A美
A美
K子
K子
ユイナ
ユイナ
ユイナ
K子
K子
ユイナ
ユイナ
全然楽しみなんかじゃない。
なんとか誤魔化しながら
当日を迎えた。
K子
K子
ユイナ
ユイナ
重い足取りでK子の家へ向かった。
ユイナ
インターホンを押すと
すぐにK子の声がした。
K子
どうやら鍵は開いているらしい。
ユイナ
私は扉を開け、家の中に入った。
部屋に入った途端
私はその異様な雰囲気に鳥肌が立った
部屋は薄暗く不気味で
訳の分からない装飾が施されていた。
床は
男でもここまで散らかさないだろうという程散らかっていた。
K子
ユイナ
ユイナ
K子
画面越しで話すK子とはまるで違っていた。
別人のようだった。
そして
一泊して朝。
起きると布団が血塗れだった。
どうやらK子の腕からのもののようだ
一刻も早く逃げ出さないとヤバい。
ここにいたら殺される。
そう感じた私は、
取ってつけたような理由で予定より早く帰った。
ユイナ
ユイナ
ユイナ
急いで家から飛び出した。
家に帰り
パソコンを立ち上げた。
インしている友達は
A美1人だった。
私は動揺していたが、冷静になり
冗談交じりで
K子の家であった出来事をA美に話した。
ユイナ
ユイナ
ユイナ
ユイナ
A美
ユイナ
ユイナ
A美
A美
A美
A美
ユイナ
普段A美は
『アンタ』とか言わないし、
とにかく意味がわからなかった。
ユイナ
ユイナ
としか思っていなかった。
その瞬間K子がインした。
私がどきっとしたと同時に
すかさずウィンドウが開き
K子
A美
K子
A美
K子
A美
K子
A美
K子