今も、思い出してしまう。
あの日の記憶が頭から離れない。
最近は夢にまで出てくる。
……いつになったら、忘れることが出来るんだろうか…。
翔斗
翔斗
翔斗・瑠璃の母・父
リビングから、聞き慣れた声が飛んできた。きっと母だろう。
翔斗
翔斗・瑠璃の母・父
翔斗
瑠璃
俺が起きていることを聞きつけてか、妹の瑠璃が部屋のドアから顔を覗かせていた。
瑠璃
翔斗
翔斗・瑠璃の母・父
翔斗
いつものようにバタバタして、いつも通りに生活していく…そのはずだったのに…。
瑠璃
翔斗
瑠璃
悠斗
翔斗
瑠璃
悠斗
翔斗
瑠璃
悠斗
悠斗
翔斗
そう、小4の俺らは。
訳あって転校してきている。
今日がその初日だ。
瑠璃
悠斗
翔斗
俺は、脳裏に焼き付いて離れないあの記憶を振り捨てるようにして、走り出した。
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