一覧ページ

最年少でもｯ、

第8話 - 第8話

1,027

2025年01月06日

#いれいす

#りうらくん

#病み

なりあ🍣いつもありがと

りうら

スタート

-hotoke-

…

いふくんにあんな言い方しちゃったけど

僕は本当にりうちゃんを救える？

少しでも楽にしてあげれるのかな、

わからない

それに、怖い

でも…大切なメンバーだから

大事な

大切な1人の仲間で家族だから

-hotoke-

…がんばろ

-hotoke-

ついた、

-hotoke-

ｽｩｰﾊｧｰ

-hotoke-

ね、りうちゃん、！

りうら

なんでｯ…なんでなんでなんで！！

りうら

りうらは…会いたくないのにｯ、

りうら

どうせ、助けてくれないでしょｯ、

りうら

その場しのぎの言葉だけでｯ

りうら

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

もう嫌だ

つらい

こんなことなら活動なんてやりたくない

なんならもう、生きたくない

考えるの

りうらがいなければって

居なかったらもっと大きくなって

ベルーナだって成功して

東京ドームまで早く行けたかもって

もっとアンチが少なかったんだろうって

りうら

も……いやだよ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

正直、活動は好きだ

好きな歌歌ったり作ったりできる

応援してくれる人もいる

けど、その中に比べがある

メンバーと比べて下だね、とか

最年少イキリすぎ、とか

そういうことを言う人もいる

どれだけ努力しても同じことを言われる

時間を重ねると、増える

りうら

どうしたらｯ、認めてくれるのｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

カッターを手に持ったが進められない

もう、ないくんに…みんなに

幻滅されたくなくて

捨てられたくなくて、怖くてしょうがない

りうら

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

どうしよう、そんな言葉で脳内が埋め尽くされてた中

-hotoke-

りうちゃん！

ドア越しに呼ぶ声が聞こえた

その声は、少し震えていた気がした

りうら

ｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

-hotoke-

…ねぇ、りうちゃん

-hotoke-

りうちゃんは何に悩んでるの？何に、傷ついてるの？

こんなどストレートに聞いてきて失礼かなとも思った

-hotoke-

僕ね…りうちゃんの持ってる悩みを僕が解決することはできないと思う

-hotoke-

でも、りうちゃんに寄り添いたいって思ってるの

-hotoke-

だから、話してくれないかな。りうちゃんの持ってる悩み、辛さ、苦しさを。

本当はずっと隠すつもりだった

でも、もう止まれなかった

ほとけっちによって崩されたりうらの壁

その壁の中に溜まった汚水

それがﾄﾞﾊﾞｯｰっと流れ出た

りうら

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

り、ぅらっ…ね、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

ずっと…くらべられ、ててっ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

りうらの、取り柄をｯ全部ｯ否定されてｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

頑張ってもｯ、頑張ってもｯ、増えるだけでｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

どうしたらいいのかわかんなくてｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

こうなるなら、活動やらない方がって思っちゃって…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

でもｯ、みんな大好きだからｯ手放したくな、くてｯ…ﾎﾟﾛ

りうら

みんなにｯ、迷惑かけたくなくて、言えな、くてｯ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

-hotoke-

…そっか、苦しかったね。辛かったね

-hotoke-

ねぇ、りうちゃん。覚えてる？

りうら

……ぇっ、？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

-hotoke-

僕がさ、グループ活動始めて1年半？くらいかな

-hotoke-

いれいすを辞めたい。そう思ってたけど4文字がずっと言えなくて

-hotoke-

何回もみんなを集めたこと

りうら

ぁ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

-hotoke-

あの時の僕ね、りうちゃんと一緒だったんだ。

-hotoke-

最年少じゃないけど、声が変とか、声嫌い、とかそういうこと言われたし

-hotoke-

フォロワーも全然増えなくて、いれいすの重荷なのかなってずっと思ってた

-hotoke-

辞める、って今度こそ言おうって思って集めても

-hotoke-

みんな優しくて、僕さ毎回言えなくて、

そっか…りうら、だけじゃなかった、

-hotoke-

今更こんな話しても無駄だけどさ！

-hotoke-

今のほとけが居るのは間違いなくみんなのおかげ。

-hotoke-

辛い時、何も話さなくてもそばにいてくれて

-hotoke-

ほんとに辛くなったら悩みを吐き出させてくれて

ほとけっちはみんなに言えたかもだけど

りうらは言えないよｯ、

みんなに迷惑かけちゃう…

-hotoke-

きっとさ、みんな迷惑だなんて思わないよ。

-hotoke-

大切な人助けるのに、あいつ迷惑だな、とか思わないもん。

-hotoke-

むしろ、助けたいって思う

りうら

…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

-hotoke-

僕のこの話を聞いてりうちゃんがどう思ったかは分からない

-hotoke-

けど、僕は少しでもりうちゃんの抱えてるもの聞けて嬉しかったな

嬉し、かった、？

-hotoke-

僕に言ったことで、少しでも楽になれたなら僕はもう満足だよ。

-hotoke-

無理、しないでね。

-hotoke-

抱え込みすぎたらだめだよ。いつでも話聞くから。

りうら

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

りうら

ほと…けっち、、ありが、と、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

-hotoke-

いーえっ！

NEXT♡500

最年少でもｯ、

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

1,027

1件

凄すぎます。♥

なりあ🍣いつもありがと

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

最年少でもｯ、

第8話 - 第8話

作者の他の作品すべて見る

#いれいすの新着小説
一覧

関連するタグ

最年少でもｯ、

第8話 - 第8話

作者の他の作品すべて見る

#いれいすの新着小説一覧

関連するタグ

#いれいすの新着小説
一覧