連
子供会で山登りとかマジありえねぇ
陽
それなー
蘭
しょうがないじゃん決まりなんだから
連
そんなこと言って、蘭だってめんどくさいんだろ?
蘭
そ、そんなことないもん!
蘭
ていうか、早く歩いてよ!置いてかれたじゃん
陽
ゆっくり行けばいいだろ?途中であえるだろうし
蘭
そうかな?
連
ていうか、本当に疲れた😲杖が欲しいー
陽
それなー・・・あっ!いい枝があるじゃん!連ーこの枝折ればいいんじゃない?
蘭
陽やめなよ!おじさんが言ってたじゃん!この山には山神様が住んでいて、枝を折ると山神様が怒ってさらわれてしまうって!
連
蘭お前まだそんな話信じてたのか?そんなの噂なんだから気にすんなよ
陽
そうだよ、山神様なんているわけねぇだろ?
連
ポキッ、ポキッ。よし、折れたぞ!はい、陽
陽
サンキュー
蘭
ねぇ本当にやめなよ!
連
なんだよ、蘭お前も欲しいのか?・・・!?
蘭
きゃあーーーーーーーー!!
陽
なんだ!この風は!?
連
うわぁぁぁ!
陽
うわぁぁぁ!
蘭
連!陽!
その日、連と陽は行方不明になり、私は山のふもとで通りかかった人に助けられた。
おじさん
それは山神様のたたりだな。
おじさん
だから、折るなと言ったのに
不思議なことに連と陽が行方不明になった場所には人の顔をした木が生えていた。
もしかしてその木は連と陽なのだろうか