テラーノベル
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静寂な空に囲まれる
夜は好き
静かな場所で
綺麗な月や星を眺めることができるから
一人は好き
誰にも邪魔をされないから
昼は嫌い
女王として生きなければならないから
独りは嫌い
孤独で怖いから
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yanくんとは少しギスギスしてる
私が無神経な行動をしたから
yanくんに迷惑かけちゃった
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私は強い訳でもない
それに一人で生きていける力がある訳でもない
でも、どうしても逃げたい
yanくんとは離れたくないけど
でも、もうしんどいんだよ
et
月に手を伸ばしても届かない
月と私ではとても距離が離れてるもん
でもね、私は月が好きなんだ
叶うならば、月まで行ってみたいな
なんてね
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深夜
yan
姫様が夜中に部屋に居ないのは知っていた
薄暗い部屋の中で
窓だけが開いていた
月明かりだけが部屋を照らしていた
昼に姫様とギスギスになってしまった
俺が八つ当たりしちゃったのか
改めて不甲斐ないなと思う
yan
姫様は今
とてつもなく危険な状態だ
色々な奴らに狙われている
俺はその不安を悟られないようにしなきゃいけない
なのに
昼間の姫様の不安そうな顔が
俺の脳内を過ぎらせる
ガチャ
et
yan
ほら、目を逸らされた
気まずいんだろうな
そんな顔をさせたいんじゃない
また笑ってほしい
yan
et
et
yan
et
yan
et
そう
その顔が見たいんだ
目をキラキラ輝かせて
俺を見るその顔を
その顔を見るだけで俺は
『優越感に浸れる。』
コメント
14件
街でyanくんより強い騎士や変な輩に絡まれませんように! 私も明後日見に行きます鬼滅! ハンカチじゃ涙を拭ききれないからタオル持ってくといいらしいですよ!
初コメ失礼します。 まじでこのお話大好きです‼︎西の国はのあさんとうりりんかな?次のお話も楽しみにさせていただきます! 頑張ってください。