緑が紅に染まる日

俺は、坂田に血を飲まれた時からずっと喘いでしまったのでものすごく疲れていた

坂田は顔を真っ赤にしながらも 俺に抱きついてくれていた

俺の位置からでは時計が見えなかったので坂田に聞くことにした

思った以上に疲れていたのかトロンとした声が出る

そう言って坂田は起き上がり 時計を見た

マジかよ…。

俺は決意を決め、坂田に言った

坂田はちょっと不安そうな顔をしてたから、俺は体を頑張って起こし、自信満々に坂田の肩を掴みこう言った

あまりにも恥ずかしすぎて、顔を真っ赤にしてしまった

俺は坂田のその言葉にだいぶダメージを受けた

俺は、思った事を全部言った

そう言うと坂田は ギュッと俺を抱きしめた

…坂田はそう思ってたんだ

その言葉を境に、俺は坂田に激しく抱かれた

俺は…微かな意識の中 坂田に1番伝えたかった事を伝えた

朦朧とする意識の中

坂田がそう言ってる気がした

そして、そのまま俺は意識を手放した。

次回へ続く。