ある朝
竹内ゆうと
竹内ゆうと
お母さん
お母さん
竹内ゆうと
竹内ゆうと
お母さん
竹内ゆうと
お母さん
竹内ゆうと
コンコン
竹内ゆうと
竹内ゆうと
シーン
竹内ゆうと
竹内ゆうと
竹内ゆうと
竹内ゆうと
ねぇちゃんは首を吊って死んでいた
竹内ゆうと
お母さん
お母さん
俺は学校を休んだ
母さんは泣きながら電話をかけた
うちにパトカーと救急車が来て大人たちでいっぱいになった
でも、救急車なんていらなかった
ねぇちゃんはとっくに死んでいた
なんで、どうして
竹内ゆうと
その晩、俺は眠れなかった
翌日
松岡はるき
竹内ゆうと
松岡はるき
松岡はるき
竹内ゆうと
母さんはまだ休んでたら?と言っていたが、何もしていないとあの光景がよみがえる。
その度吐きそうになるから学校に来ることにした。
はるきも気を使ってくれているみたいだし、家にいるよりマシな気がする
松岡はるき
竹内ゆうと
そうだ、立ち止まったままなんてバカバカしい
俺も頑張らないとな
姫野あかり
竹内ゆうと
生徒会の仕事は何度目かになったので慣れてきた。
姫野さんは俺の想像通りの人で優しくて可愛い人だ。
こんなに辛いことがあったけど姫野さんは優しくて、少し元気になれた気がした。
姫野あかり
竹内ゆうと
姫野あかり
竹内ゆうと
竹内ゆうと
学校が終わり、俺は家に帰った。
母さんは出かけているみたいだ。
竹内ゆうと
??
竹内ゆうと
小さな声だがたしかに何か聞こえた
??
竹内ゆうと
ねぇちゃんの部屋から声が聞こえた
聞き間違いだ
聞き間違いに違いない
でももし、生きているなら
いや、死んでいたとしても…!
今度こそ助けたい…!
竹内ゆうと
ドアを開けた
ねぇちゃんはもういないがあの光景が頭をよぎり涙がこみ上げる
竹内ゆうと
すっかり片付けられたねぇちゃんの部屋のすみに一冊のノートが落ちていた
竹内ゆうと
見てはいけない
そんなことはわかっているのに俺はページをめくっていた
竹内ゆうと
それは日記みたいだった
竹内ゆうと
コメント
1件
完全にいじめられてるね…自殺とかして欲しくなかった(´;ω;`)