私達がちょうど帰るところだった。
アズマ
ねえねえ
要
なんだよニヤニヤして
愛実
気持ち悪。
アズマ
はああああ??
水樹
どうでもいいことだろうけど、何?
アズマ
むかつくー!
アズマ
あのさ、「こっくりさん」やらねえ?
水樹
え~でもやって大丈夫なの?
アズマ
大丈夫だって!
要
何を根拠にそれを…ってかなみどうした?
鹿波
いや…こっくりさんてなんだろうって
愛実
えーーー?!
水樹
知らないわけ?!
要
ほーん
そういえば俺もそこまで知らないんだよな
そういえば俺もそこまで知らないんだよな
アズマ
とにかく、やるってことでおk?
みんな
いいよ
愛実
まず説明を…
アズマ
分かった!
こっくりさんはな…
こっくりさんはな…
アズマの説明はこのようなものだった
こっくりさん。それは怪談の噂話である。
~やり方~ まずひらがな表を作る。その上に鳥居を書き、
その横に「はい」と、「いいえ」を書く。
その鳥居の上に5円玉を置き、五円玉の上に私達の指を置く。 「こっくりさんこっくりさんおいでなられてください」とみんなで唱える。そして、質問をする。こっくりさんはその答えを動かして答える。
もし一瞬でも指を離したのなら こっくりさんが殺しにくる。
アズマ
でも、あくまでも噂だし
鹿波
ふ、ふーん
愛実
やったことないなー♪
水樹
かなみ、もしかして怖いの?
鹿波
そんなことない!
水樹
必死なところがまたあやしい~♪
鹿波
も~💢
要
とにかくやろうぜ
準備をして、 みんな指を置く。
アズマ
行くぞ。
せーのっ!
せーのっ!
みんな
こっくりさん
こっくりさんおいでなられてください
こっくりさんおいでなられてください
鹿波
うぅ~
愛実
私からいい?!
要
どうぞどうぞWW
アズマ
何を質問するのか…
愛実
水樹の好きな人は誰ですか!
水樹
なな、なんちゅう質問!
要
うわー!定番の奴だー!
こっくりさん
あ、ず、ま、
アズマ
はああああ??///
水樹
ちょっ!まって!ちが!ちがうし!///
要
これ…噂本当ってこと?
愛実
確かに…
鹿波
やだ怖い!!
水樹
え?だれか押してるんじゃないの?
愛実
ちがう
鹿波
私じゃないし
要
俺でもないし
アズマ
そんなガキみたいなことしないって!
水樹
わ、私もちがう
かなみは青ざめて、泣きそうな顔だった。
鹿波
うそでしょ…?
私だって、そう思いたい
アズマ
もし本当だとしても問題なくね?
アズマ
こっくりさんに帰ってもらえば指離していいはず!
要
でもせっかくだし、もうひとつ質問しよーぜ
要
じゃあ…
アズマ
じゃあお前質問いいよ
要
この後誰か殺されますか
うわー!いじわるな奴!
ガラララッ!
先生
まだ帰ってないのかー!早く帰るように!
ビックリしたのか、かなみは指を離してしまっていた。
愛実
かなみッ!
鹿波
あ…あああああああ!
水樹
大丈夫?!
要
きっと殺されやしないって!
アズマ
先生!
先生
どうした!かなみ!
アズマ
いやあなたのせいですって!
先生
え?なんの話だ?
先生
とにかく!かなみ以外は帰るように!
愛実
かなみ…だいじょうぶかな
私達はそれぞれ家に帰った。
水樹
所詮噂よ!
アズマ
おう!
次の日
愛実
あれ…かなみ休み?
要
まさか…
アズマ
おいやめろよ!
先生
みんなに大切な話がある。
第1話完~
qqqq
こんにちは。
qqqq
テラーノベルで作品をかくのは初めてなので、至らない点もあると思いますが、よろしくお願い致します。
qqqq
♥を一つでもくれたら続きかこうと思ってます。
qqqq
よろぴく。