2人はコンビニから出て、再びみんなが待つ所へ戻っているところ
イジュン
どの辺だったっけ?暗くて見えないし、ほんと危ないな。
ソジン
そうだな。結構歩いたからな。
イジュン
10分くらい歩いたよな。
イジュン
近くにあるって言ってなかったか?
ソジン
そうだな。
ソジン
見間違えたんだろ。
イジュン
はぁ…つかれた。
ソジン
おぶるか?
イジュン
いいよ!悪いから。
聞く耳も持たず、ソジンはイジュンの前でしゃがむ
ソジン
ほら、乗れ。
イジュン
いいって!まだ歩ける。
ソジン
いいから乗れ。
イジュン
わ、わかった。
イジュンはソジンの背中にまたがる
すると突然、ソジンは逆方向へ歩き始めた
イジュン
ちょ、どこいくんだよ
ソジン
黙ってろ
イジュン
お、おろせ!
ソジン
暴れるな
イジュン
反対だろ?
ソジン
あの岩場まで
ソジンはイジュンを大きな穴の間岩場まで運んだ
イジュン
何がしたいんだよ…
ソジン
………
イジュン
早く帰ろーぜ?
ソジン
なぁ
イジュン
なに?
ソジン
俺、好きな人ができた
イジュン
え?あ、そうなんだ
イジュン
どんな人?
ソジン
うるせえかな
イジュン
え、なんだよそれ!まぁでも嬉しいな、ソジンはそういうの興味なさそうだからさ、やっぱりソジンも男子だもんな。
イジュン
応援するよ!
イジュン
あ、みんなの前じゃ相談しにくくて2人きりになりたかったのか?
イジュン
早く言えよ!
ソジン
あぁ
イジュン
まぁ、ソジンには幸せになってほしいし、俺なんでも手伝うよ!
ソジン
じゃあ
ソジン
練習させろよ。
イジュン
え、なんの?
ソジン
キス
a
遅かったなー、心配したんだぞ
ソジン
わるい、いろいろあって
b
もー待ちくたびれたー
ソジン
すまん。
a
イジュンどうした?
イジュン
えっ…?
a
いや、静かだな。なんかあった?
イジュン
いや、
イジュン
なんも
一同が花火を終えてこの日は解散した
それから何日か後
イジュン
……
ソジン
どした?何飲む?
イジュンはソジン宅にいた
イジュン
(どした?じゃねーよ!)
イジュン
み、水でいいや
ソジン
わかった。
イジュン
な、なぁ。
ソジン
なんだ?
イジュン
あの時の、誰にも言うなよ…//
ソジン
なんの話だ?
イジュン
わかってるくせに。協力するとは言ったが、キスの練習なんて…
ソジン
あぁ、俺たちだけの秘密だ。
イジュン
てか、なんで俺なんだよ。女子なら他にいただろ?
ソジン
俺は別に仲良くない。
ソジン
しかも、お前がよかった。
イジュン
なんだよそれ…
イジュン
まぁ、このことは忘れて、早く映画見よーぜ。俺のおすすめ!ハマるよこれ
ソジン
………
ソジン
もう一回するか?
イジュン
え…?
ソジンは部屋の明かりを暗くした
イジュン
ちょ、何して…暗い!
ソジン
映画見るんだろ。
イジュン
あ、まぁ…。
ソジン
ほら、選べよ。
イジュン
お、おう。
ソジンがイジュンにリモコンを手渡す
イジュン
(なんか、辺だな最近)
イジュン
あ、これこれ!
ソジン
へぇ、見たことない。
イジュン
勿体無い、まじで面白いから!
2人は映画を見始めた
イジュン
(そうそう、この戦闘シーン)
イジュン
(ここなぁ、敵が味方になるの激アツなんだよな)
イジュン
(そうそう、主犯格が主人公の兄でな…)
イジュン
(最後な、共に戦った主人公とヒロインが熱いキスを…)
イジュン
(キ、キス…)
ソジン
……
イジュン
(俺だけか、こんな意識してるの)
ソジン
なるほどな。
イジュン
えっ…
ソジン
なぁ、イジュン
イジュン
な…に?
ソジンがイジュンの両手を掴む
イジュン
お、おい!
ソジン
キスはああやってするんだな
ーendー