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三ツ谷隆
林良平
三ツ谷隆
ぺーやんの言葉に促されて返事をした三ツ谷は○○の頭をポンポンと撫でながらにそう言い残すとバイクの置いてあるところまで歩いていった。
林田春樹
林良平
林田春樹
林良平
林田春樹
○○
三ツ谷が居ない中自己紹介が始まると、ミジンコと言うワードに首を傾げる○○。ミジンコって確か単細胞だからつまりそういう意味?と一人悶々としていた。
三ツ谷隆
林良平
林田春樹
三ツ谷隆
○○
愛車(バブ)を連れて戻ってきた三ツ谷に諭された○○は頭にハテナを浮かべたままコク、と頷いた。
三ツ谷隆
何かを思い出したように呟いたと思いきや、単車のサドルを上げメットを一つ取り出した三ツ谷はそれを○○に被せ装着させた。
三ツ谷隆
○○
車、というものにはよく乗っていたがバイクというそれに乗るのは初めてのことで目を丸くした。それは恐怖から来るものか否かと問われては前者であると言うことを否定はできない。
三ツ谷隆
文章を見せられた訳でもない三ツ谷であったが○○の考えていることは何となく分かった。○○の顔色見ては小さく笑いつつも頼れる男としての表情を浮かべた三ツ谷は、小柄である○○の両脇に手を入れをひょいと持ち上げるとそのまま愛車の後部座席に座らせた。
林田春樹
林良平
三ツ谷隆
待ちくたびれる二人を笑いながら諭す三ツ谷も愛車に跨がれば○○の両腕をグッと掴み自らの腰元に回し掴ませた。
○○
本当に、この乗り物に乗っても大丈夫なのか。そういった不安を抱えてしまった○○は無意識に手を震わせた。
三ツ谷隆
三ツ谷は自らの腰元に回した○○の腕の震えにも気付いていた。○○の手と手が重なる部分に片手を起き少しの間その手を握り安心させようと温もりを与えていた。
三ツ谷隆
1分程経ったころだろうか。段々の○○の手の震えが落ち着いてきた頃を見計らい、その上に重ねていた手を離すと愛車のハンドルに手をかけエンジンをかけた。
「子猫ちゃん」の音が響く。
ここから始まる。
"無音"からの卒業。