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水玉
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水玉
~3月1日~ 白いカーテンが風で揺れる静かな病室で、ただただ時間が流れる。 この病室はぼくしか居らんから、話す相手も看護師さんとか、医師しか居らんし…
初兎
僕は生まれながらの病気を持っているらしく、この病院から出たことは一度もない。
初兎
僕にとって外の世界はこの病室の窓から見えるサッカーで遊ぶ少年、友達と食べ歩きをしながら話す女子生徒それだけだった
初兎
そう呟いてると病室の扉が開いた 普段この時間帯は誰も来ないからびっくりして扉の方を見てみると 黒髪の同い年くらいの男性が立っていた。