skfn box＿🎼

編集に集中している恋人であるらんくんの背中に飛び込む。

桜色の瞳と少しだけ目が合ったかと思うと、すぐ逸らされてしまった。

忙しいのはわかる。

頑張ってるのもわかる。

でも、こさめだってらんくんに構ってもらうために頑張って編集とか色々終わらせたんだよ…？

いいこと思い付いちゃった~ ♪

こさめはご機嫌で部屋を出て行った。

俺も構いたかったけど…やっぱり恥ずかしくて未だに素直になれない。

ほんと、ダメだな…。

ｶﾞﾁｬｯ

いつもだったらお疲れ様って抱きしめてくれるのに…

いやいや……いるまが居るんだし流石にやらんか…笑

でも…お疲れ様ぐらい言ってくれても…

お疲れ様を略した言葉を放ったのはソファでスマホを見ながらくつろいでいたなっちゃんだった。

俺に気づかない程いるまとの話が楽しかったのかよ。

なんて、醜い嫉妬がぐるぐる回る。

ふと、こさめがこちらを見て少しニヤついているのに気がついた。

上等だこら。

そっちがその気なら俺も乗っかってやる。

なっちゃんは面倒臭そうな顔をしたがそっと頭を撫でてくれた。

俺は咄嗟になっちゃんの口を塞いで、そのままソファに押し倒してしまった。

そう言って呑気に笑いながら退こうとすると…

ｽﾙｯ

部屋に小さなリップ音が響いた。

俺は足を滑られせて体勢を崩し、なっちゃんとキスをしてしまったのだ。

取り敢えず急いでなっちゃんから離れた。

あー…これはお怒りっすわ…

俺の言葉なんか聞く耳も持たず、いるまとなつは帰ってしまった。

どこがお話なんだよっ！！💢

リクエストの「水桃」×「嫉妬」でした~！🙌🏻 ありがとうございました！🫶🏻