シヴァ
ーーー、でさ〜w
うり
嘘だろwww
シヴァ
ていうか街から離れてはいるけどホント人通らないね
うり
それな、でも好都合☆
シヴァ
だな☆
うり
ただ道のりがくそ遠いってことは難点だな
シヴァ
確かにー
赫
…………
赫
(特に問題は無いか…)
赫
(…さすが街から離れてる別荘だ、先でも人が通らないな)
(今電柱の上に立ってる)
赫
………風が強いな…
赫
悪いことでも吹き出してくるように強く…吹いてる…
赫
………(気のせいか)
赫
(考えすぎも良くない、このぐらいで私情はもういいな)
赫
…………
「異常、とでも言いたげですね、主」
赫
あぁ……まぁな…
「確かに異常かもしれません」
「ここまで人通りが少ないと逆に不安を煽られます」
赫
……嗚呼…
「体調が優れないのですか?」
赫
……違うことぐらい分かるだろう
「確認です」
「顔色は優れないのに心拍は正常、何かあったと考えるのが妥当です」
赫
……そぅかよ
「…何かありましたか?」
赫
…いや………“人が分からなくなって”な
「…主(しゅ)は主です、他人の事は放って気にせずいましょう」
赫
……分かってるよ
赫
…それが俺らに求められる一つなんだから
シヴァ
ーーーーーー!
うり
ーーーーw
赫
っと……目を離すところだった
赫
……………
6:00
黒亜
……………
のあ
ちょっとじゃぱぱさん!
のあ
食べたお皿ぐらい自分で下げてください!
じゃぱぱ
あ、ごめんー!
えと
ゆあんくーん?
えと
あれの振り付け出来た?
ゆあん
ん?おう!
ゆあん
バッチリ☆
えと
おー、よしw
るな
なおきりさん大丈夫ですか?
なおきり
うん?大丈夫ですよ
なおきり
さっき薬飲みましたし、ご飯もちゃんと食べたので!
るな
そうですか!なら良かったです!
るな
そういえば、練習出来てますか?
なおきり
不安なところはありますけど大丈夫ですよ、多分
るな
多分…??
もふ
どぬくさんちょっといい?
どぬく
んーっ?
もふ
こっちの振り付けの部分やってみてくれる?
もふ
確認しておきたくて
どぬく
いーよ〜
どぬく
どこの部分ー?
もふ
ーーーーーの、ーーーなんだけど……
たっつん
…〜〜〜♪♪
ヒロ
〜〜♪
たっつん
〜〜〜〜♪
ヒロ
〜〜〜〜♪
たっつん
…オッケ!
たっつん
ええ調子やな!
ヒロ
だな!
たっつん
喉もええ感じだし、あとは振り付けやけど
ヒロ
俺は大丈夫だけど
ヒロ
たっつん大丈夫そう?w
たっつん
…多分?w
ヒロ
頑張れw
黒亜
(皆忙しそうだな〜…)
黒亜
(…ボクはアレのリストでも作っとこうかな)
黒亜
………部屋…(ボソッ)
黒亜
…………
カタカタカタ
黒亜
………いた…
黒亜
……全く…人気なのはいいけど
黒亜
敵に回す人多くないかなぁ…?
黒亜
どーしてこうなるのさ……アンチすっごい…
黒亜
……………もぅ少し
黒亜
探りを入れてみるか〜…
カタカタ カチッ
黒亜
……お、かかった
黒亜
………へ〜……ニヤ
黒亜
これもまた、楽しそぅに…♪
「何かいい事がありましたか、主」
「心拍が少しだけ乱れました」
黒亜
ん〜?まぁね〜
黒亜
………はは…これは兄さんに相談しなきゃなぁ…
「主の方は今追跡中です」
黒亜
うん、一応データは送っといて
黒亜
後ボスに…「ーーーーー」…って
「…承知致しました」
「データを送ります」
黒亜
うん、ありがとう〜
黒亜
んーじゃ…あとはあっちに着いてからでいいかな
黒亜
そろそろあっちの方も帰ってくるだろうし…
えと
黒亜ちゃーん?(ドアの向こう側)
黒亜
はーい!
黒亜
えとさん!
えと
部屋に戻ってたんだ
えと
急にいなくなっちゃったからまた外に行ったのかなって思ってさ
黒亜
すみません、確かに何も言ってなかったですね
黒亜
以後気をつけます!
えと
うん、そうして〜(笑)
えと
…それとさ、黒亜ちゃん
黒亜
…はい?
えと
私達に何か、隠してない?
えと
朝といい今といい…それに昨日だって─
黒亜
…………えとさん
黒亜
…ボクらにだって、隠し事の一つや二つあるものです
黒亜
何も全てを隠しているわけでは無いです
黒亜
…ただ、今は話せない、それだけなので
えと
(雰囲気が…怖い……)
えと
……うん…分かった
えと
ごめんね、変なこと聞いて
黒亜
…大丈夫です!ボクこそすみません、当たり前のことを言いましたね
えと
ううん、いいんだよ
えと
でも何かあったら言ってね
えと
年上として支えられるようになりたいからさ
黒亜
…ボクらがえとさん達を支えるんですよ?
えと
それは仕事のことでしょう?
えと
プライベートの中でね
黒亜
…分かり…ました
黒亜
じゃあ先輩、下に降りましょう?
えと
せ、先輩かぁ……
えと
……うん、降りよっか!
じゃぱぱ
……………