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あれから1週間が経った いむくんはあれ以来りうちゃんとは話していないらしい

hotoke

ねえねえ初兎ちゃん!

いむくんへの虐めはまだ続いているらしいが いむくんは辛そうな顔を見せないよう明るく振舞っている

初兎

どしたん?いむくん

hotoke

お昼ご飯一緒に食べよっ!

初兎

ええよ〜

休み時間にりうちゃんを見かけることは少なくなった 僕たちを避けているのだろうか

初兎

なあ、いむくん

hotoke

どうしたの?初兎ちゃん

初兎

りうちゃんと仲直りせえへんの?

hotoke

...

初兎

やっぱり話し合った方がいいと思う..

hotoke

無理だよ...

いむくんの顔が暗くなる

hotoke

僕、りうちゃんに酷いこと言っちゃった

hotoke

僕のためにって守ってくれたのに...

初兎

それでも、りうちゃんはいむくんのことまだ大切に思ってると思う

hotoke

でも...

hotoke

僕は後悔してない

hotoke

りうちゃんと話せなくなっちゃったけど
りうちゃんを「アイツ」から守ることが出来た

hotoke

それだけで十分...

初兎

いむくん...

やっぱりいむくんはりうちゃんや僕を守ることを優先しているようだ

自分の気持ちを放っておいて

このままなんて嫌だ そう思うのに言葉が出ない

hotoke

もう行くねッ!

初兎

あ...

初兎

...また「アイツ」のところ?

hotoke

...

hotoke

まあね

hotoke

止めに来ないでね、初兎ちゃん

hotoke

僕が2人を守るんだから

初兎

ッ...!

初兎

...わかった

『あの夏が飽和する。』

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