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これは実際の出来事を元にしたお話です
捉え方によっては報われないと感じる人も居ると思うのでハッピーエンドが好きな方はここでブラウザバックを推奨します。
俺は楓真。 今は中学三年生で楽しい 学生生活を送っていた。
楓真
一学期は受験のことは考えずに部活にテスト、遊びに忙しい毎日を送っていた。
大して運動もできないのに陸上部に入ってしまった俺は日々のトレーニングさえも必死だった。
部活の先生
部活仲間
部活仲間
部活の先生
部活はキツかったが楽しかった。
そんな部活も終わり、2学期が始まった
担任の先生
担任の先生
楓真
そうして、受験勉強の日々が始まった。
楓真
担任の先生
クラスメート
楓真
クラスメート
楓真
そんなこんなしていよいよ受験の日を迎えた。
楓真
家族
楓真
と、緊張しながらもなんとかテストを終えた。
それから卒業式まではあっという間だった
が、そんなある日
クラスメート
給食のカレーを皿ごとやった奴がいた
俺のクラスでは給食の時、 縦2列の机をくっつけていた。 いわゆる小学校での給食スタイルだ。
偶然というべきか、カレーをやったのは俺の目の前の席の子だった。
見て見ぬふりはできないと思い、急いで片付けの作業に入った。
楓真
楓真
クラスメート
俺の他にも手伝ってくれる人がいて、片付け自体は2,3分で終わった
その日の夜
楓真
楓真
家族
楓真
本当に沢山の思い出があった。
懐かしさと別れの寂しさで胸がいっぱいになるのがわかった
その時
その思い出達の中から1人の顔が不意に浮かび上がった。
楓真
クラスメートだった。
同じ委員会に所属していたこともあった、普通の友達だ。
だけどその時、自分は彼女といる時が学生生活の中で一番心地よかったということに気がついた
彼女は顔を合わせるたびに笑ってくれた
それが、当たり前になっていて気がつかなかったのだ
楓真
今頃気付いた自分に腹が立った
そして、そのまだ彼女と一緒に過ごしたいという思いがなんなのかもその時わかった
楓真
だが、その時はまだ思いの確証がなく自分を疑っていた
なにせ、今まで彼女のことを意識したことが無かったのだ
そんなこんなで卒業前日
皆で卒アルの最後のページにメッセージを書いていた
楓真
なぜか、緊張していた なぜかはその時はわからなかった
萌念
萌念
楓真
平然を振る舞っていた
楓真
楓真
萌念
お互いの卒アルを返し合い、別の友達に書いてもらおうとお互いがその場から去る
楓真
楓真
『こぼれたカレー片付けてるの見てて、かっこよかったよ!』
そうきたかと少し笑ってしまった
その夜
楓真
楓真
中学生だった俺は携帯を持つことを許されておらず、卒アルを眺めることしかできなかった
楓真
今度は時間をかけてなるべく細かいことも思い出してみた
楓真
楓真
卒業式当日
担任の先生
担任の先生
担任の先生
担任の先生
担任の先生
卒業式はそんな感じで終わった
絶対泣かないと思ってたけど、大切な友達が泣いてるのをみてめちゃくちゃ泣いてしまった
最後の放課後だ
楓真
萌念
楓真
伝えたかった
楓真
萌念
でも、ダメだった
楓真
萌念
俺はコンプレックス持ちだから彼女の人生には似合わないと考えてしまっていた
彼女のためと思い、なにも伝えずにその場から去った。
正直後悔している
今まで後悔しなかった日はなかった
それから時は流れ現在
楓真
友達
楓真
友達
義務教育を終え、現在は親元を離れ一人暮らしをしている
そんな忙しい日々の中でたまに彼女のことを思い出す。
あれから、コンプレックスを解消し、オシャレにも気を使うようになった
彼女はどうやら、SNSをしていないようで、連絡先も知らない俺はあれから会っていない
俺が、オシャレをするようになったのもコンプレックスを解消したのも、彼女にあったときの為なのかもしれない
友達
友達
楓真
楓真
以上、スッキリしない片思いのお話でした