孤児院の秘密

すたーと 早い＝雑☆

人間じゃないんだよ。

夢の中に居るような実感だった… 夢の中で起きた事、全て覚えてる。

1. 共有(全員に真実を伝える) 2. 体づくり(逃走時に備え) 3. 脱出経路の確認(敷地内) 4. ママの身元確認 5. 2人の奪還(だっかん) 6. 敷地外の確認 7. 荷物の準備 8. 実行

2月5日 午前6時25分

みんな秘密を知ってるはずなのに。

明るい。楽しそう。

うらやましい。

このままだと確実に負ける。 逃げられてしまう。 ダメ。それは絶対に…

……嫌。

キルから言われたこと。 試してみようかしら。

絶対に逃さない。 どんな手を使っても。

少し飛びます。 午後2時

「そんなに離したくないの？」

誰よりも、か。

"みんな"に僕は入ってるのかな。

いや、入ってても、"みんな"の中の 1人でしかないんだ。

「発信機でもつけたら？」

どうせ僕は…ママが人喰いにした人でしかないんだろ？

知ってることを知らないんだろ？

…あの歌を。

発信機の存在に子供達が気付けば、 利用することだって… ママを騙すことだって出来る。

僕は子供達の味方だ。 ママの味方ではない。

かと言ってママの敵でもない。

「あなたならどうする？」

僕の答えは4だ。

「待ってるから。」

キルが地下室から出てくる。

やっと話しかけてくれたと 思ったのに。

挨拶も無しか。 いいや。もう…

ガチャ🚪

続く

190タップ！ うん、ぴったりだね(？)