化け物語

ﾊﾞｺ ﾄﾞﾝ

「いっ、痛い！やめてっ！」

「やめるわけないでしょ？あんたみたいな化け物ゆうりくんには似合わなすぎなのよ！」

「いっ…！！」

「ごめん、別れよ、、ゆうり」

「え…なんで？？」

「私…化け物…だし…」

「やっ、やだ！化け物でもいい！」

「僕はありのままのゆりかに惚れたんだ！」

「…ごめん」

化け物だから。うん。それもそう…でも、本当はいじめから少しでもさけたかったから…

ごめんね…

そして、時は流れ…大学生

私はまだいじめを受けていた

…いじめっこも変わってなかった

この女は 神崎 ゆうな

小学校からいっしょ…でもずっといじめっこだった

いま…会いたくて…会いたくなかった相手…ゆ…うり

わたしは言えなかった…本当の事が…

わたしは…ゆうりが好き…うん、ずっとそうだった。…伝えたかった

でも、、伝えたところでゆうりがわたしを好きとは限らない

それに、、付き合えてもいじめがエスカレートする…

…、、だけど、やっぱり伝えたい

はいはーい

さ、、最悪だ

…隣の席…うわぁぁ…

ドキドキしちゃんじゃん…か