αと交戦中
織田 麗綺
喰らえ!!
織田 紗茄兎
避けましたね
織田 麗綺
まぁ、こんな鉛玉当たる訳ないか
α
当然
織田 紗茄兎
へぇ…姉上鉛玉を避けるとは…
織田 紗茄兎
いい度胸してんなぁ?
キュィィン!!
α
うっ…!?
清 莱夜
怪物達よ!纏え!
莱夜の命令によって怪物達がαに纏わり付く!!
α
はぁぁっ!!!
しかし弾き飛ばされた!
城覇 満月
今だね!
α
!?
背後から城覇が仕掛ける!
城覇 満月
死神よ!その大鎌を我に貸し与えたまえ!!
城覇は死神から大鎌を借り
城覇 満月
はぁぁっ!!
α目掛けて振り被った!!
α
グハッ…!
αの肩から腹を斜めに切り付けた!
しかし傷は浅い…!!
城覇 満月
これは…天使達のも借りないとダメだね…
織田 麗綺
待て
城覇 満月
どうしたの?
織田 麗綺
もっと混乱させれば吐くかもしれん
清 莱夜
混乱?どうやって…?
織田 麗綺
見とけ
そう言うと麗綺は目を閉じ
何かを溜め始めた
織田 麗綺
……
すると麗綺から何かの匂いがした
城覇 満月
これは…
清 莱夜
椿……?
清 莱夜
それとも…彼岸花?
織田 紗茄兎
両方ですね
織田 紗茄兎
莱夜様、城覇様こちらを
紗茄兎が渡した物は…
城覇 満月
これは…
清 莱夜
…ハンカチ……?
そうハンカチだ
城覇 満月
どうして?
織田 紗茄兎
姉上のあの匂いを嗅ぐと貴方々も混乱するのです
織田 紗茄兎
ですので、吸ってはダメです
言われたまま、ハンカチを口鼻に被せ
麗綺の匂いを吸わない様にした
当然喋る事もダメだ
α
……なんだ…?この匂い……?
織田 麗綺
さて、さっさと吐いてもらう
織田 麗綺
血ノ塊族の弟は何を企んでおる?
α
何を…聞くつもりだ!?
織田 麗綺
竜を連れ戻して何をするつもりだ?
織田 麗綺
血ノ塊族を復活させると言っていたそうだが
織田 麗綺
本当にそれだけか?
α
それ…は…
織田 麗綺
やはりな
織田 麗綺
奴は「魅了」の能力を持っているそうだな
織田 麗綺
その力で竜を…操るつもりなのか?
織田 麗綺
「魅了」の力を調べさせて貰ったよ
織田 麗綺
「魅了」された奴はなんでも言う事を聞かなくてはならないんだろ?
織田 麗綺
それで、竜の事を操る…そう言う考えなのではないか?
織田 麗綺
最初からお前らは「竜を説得して連れ戻す」なんて事は思ってなかった
織田 麗綺
本当は弟の元へ連れて行った後、「魅了」の力で操るつもりだったんだろ?
α
黙れ!!!
α
そんな事するつもりではない!!!
城覇 満月
っ!
清 莱夜
…っ…
織田 紗茄兎
(心の声)どうやら…能力が効いているようですね
α
颯攦様は!!そんな事お考えではない!!!
α
ただ!!綾攦様に王になって貰いたいだけだ!!!!
織田 麗綺
……
α
……はっ…!
織田 麗綺
ほーう…「王」…ねぇ……?
α
……っ…
織田 紗茄兎
(心の声)どうやら、混乱して口にしたんだな
織田 麗綺
情報ありがとう
織田 麗綺
大人しく
織田 麗綺
眠れ
織田 紗茄兎
……っ!!
キュィィン!!
α
……うっ…!
バタン……!
織田 麗綺
ふぅ……
織田 麗綺
もう良いぞ
織田 紗茄兎
流石です、姉上(´∀`*)
織田 麗綺
後で絢奈に縛って貰うか
織田 麗綺
おっと…その必要は無いらしいな
清 莱夜
え?
城覇 満月
この糸
清 莱夜
絢奈の?
織田 麗綺
倒した事を勘づいて糸を伸ばしていたのか
織田 紗茄兎
こんな事も出来るんですね
織田 麗綺
取り敢えず、竜達の所へ行こう
織田 麗綺
結構ヤバそうだしな
清 莱夜
そうですね
清 莱夜
麗綺お嬢様の推測…ハズレでも無さそうですし
城覇 満月
行くか
次回!!
ええっと💦
お楽しみに!💦