めお
ゆいとくん
ゆいとくん
めお
めお
めお
ゆいとくん
めお
ゆいとくん
めお
めお
ゆいとくん
めお
それはもう、遠い昔のこと。
芽生
芽生
掠れた声
震える手
霞む視界
芽生
芽生
芽生
2人の言い合った痕跡は、赤く腫れた瞼
芽生
芽生
私はきっと
介入しては、いけない。
めお
めお
めお
ゆいとくん
めお
そうだ
私には夢で会える人がいる
ゆいとくんがいるなら私は───
ゆいとくん
めお
ゆいとくん
めお
そうだった
辛いのは、泣いたのは
お母さんとお父さんの2人だけじゃ、なかった
めお
めお
ゆいとくん
ゆいとくん
めお
…言っちゃ、ダメな言葉
2人に迷惑かけちゃう言葉
めお
めお
ゆいとくん
ゆいとくん
ゆいとくん
めお
めお
ゆいとくんは私が生み出した絵空事の世界の人で
私が寝たらいつでも会える人で
私の理想の…
そして架空の、王子様。
起きて初めて思ったその言葉は
私が、人生で言うことなんて、一度もないと思っていた言葉だった
芽生
知りたくなかった。
夢だけは手放しで信じられていた
とてもファンタジーで、私だけにしか起きていない現象だったから
だけど、私の信じたものは、なんだったんだろう。
もう何を信じていいのか、わからない。
芽生
十和
芽生
十和
十和
芽生
十和
芽生
十和
十和
芽生
十和
芽生
十和
芽生
十和
芽生
芽生
芽生
十和
芽生
咄嗟に出たその言葉は
私の心の奥底から出た、私さえ理解していない本音だった。
コメント
5件
やばい、何が現実で何が夢か分からなくなってきた……💦まるで絵空事の世界に入ってしまったかのような…そんな感じになってる…… 恐らく、あれは芽生さんのご両親が離婚するまでの記憶とゆいとくんに出会って間もない頃の記憶…のはず…… もう1つ予想するならこの物語自体が芽生さんの予知夢で物語の終盤で芽生さんが転校してきて十和くん、唯兎くん、雨莉ちゃんと出会う…なんて展開だったりしそう……🤔💭
こわいよーーー😭 なにこれ…!芽生ちゃんが心配すぎるし十和くんとも会話噛み合ってなさそうな反応…? なんかめっちゃ先が怖いよ