TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

健人くんと出かける当日になり私は集合場所でドキドキしながら健人くんを待った

私服を家族以外の人に見せるのは初めてだから変じゃないかなと心配になる

七瀬美琴

(できるだけ...考えたコーデだけど...)

しばらく待っていると 健人くんがやって来た

清原健人

美琴先輩!お待たせしました!

七瀬美琴

あ...健人くん

清原健人

すみません!ちょっと準備で遅れちゃって!

七瀬美琴

だ...大丈夫...だよ

清原健人

なら良かったです!行きましょうか♪

七瀬美琴

う...うん

しばらく歩いて 目的地の映画館に到着した

私にとって映画館に来るのは これが生まれて初めてだった

目の前にある大きなスクリーンに 私は驚いて目を丸くした

七瀬美琴

(こ...こんな大きな画面...見たことないよ)

初めてのこと尽くしで 自然と体が固まってしまう

清原健人

先輩って映画館初めてですか?

七瀬美琴

う...うん...初め...て

清原健人

じゃあ先輩の映画館デビューは俺とってことですね♪ボソッ

七瀬美琴

え...?

清原健人

なんでもありませんw

清原健人

そんなに固くならずにリラックスしたらいいんですよ♪

そう言われて 私は少しだけ肩の力を抜いてみた

私が頑張って リラックスしようとしていると...

七瀬美琴

(え...!?)

なんと健人くんは私の小刻みに震える手の上に自分の手を優しくのせた

七瀬美琴

け...健人くん?

清原健人

こっちの方がリラックス出来るかなって思いまして♪

清原健人

もうすぐ始まりますよ!

そういうと健人くんは スクリーンの方を向いた

私は咄嗟のことで どう返事を返したらいいか分からなかった

七瀬美琴

(でも...健人くんは...私をリラックスさせるために...こうしてくれたんだよね...?)

七瀬美琴

あ...ありがと

小さな声でそう呟くと 健人くんはにっこり笑った

映画を見終わった私たちは デパートに行き買い物をすることにした

清原健人

初めての映画館どうでしたか?

七瀬美琴

え...えっと...あんなに大きな画面で見たから...迫力があって...

七瀬美琴

た...楽しかったよ

清原健人

それは良かった♪

そう言うと健人くんは また私の頭をポンポンと撫でた

私は健人くんにこうされると 何故か心臓がドクドクと早く動く

七瀬美琴

(何なんだろ...これ)

私は健人くんの隣をピッタリと付いて デパートに向かって歩いていた

週末の街中だからか たくさんの人がそこらを行き交っている

あまりの街の人の多さに私は圧倒される

七瀬美琴

(すごい...たくさんの人)

どこを見てもたくさんの人やお店が 私の視界を埋める

すると私は自分の足取りがおかしくなっていることに気づいた

真っ直ぐ歩いているはずなのに 斜めに行きそうになったりする

七瀬美琴

(あれ...?なんで...だろ...?)

すると今度は耳がおかしくなって 音が遠くなったり近くなったりする

七瀬美琴

(なに...これ...)

その直後私の体が 横に倒れていくのを感じた

清原健人

美琴先輩!!

七瀬美琴

(健人...くん)

健人くんの声が私の頭の中で激しく響いた

loading

この作品はいかがでしたか?

150

コメント

10

ユーザー

健人くんリアコ枠すぎるな...𝑺𝑼𝑲𝑰...... えてか美琴ちゃん大丈夫、!?私が支えようか!?(え)

ユーザー

どした?! 続き気になる!

ユーザー

美琴ちゃん!? 何があったんだろ… 悪い行いが 起きませんように…( > <。)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚