佐野が俺と対面する様にベッドの上に座る.
S
今日は優しくしてあげる
M
……
その言葉に何度裏切られたことか…
訝しげな表情でいると佐野が俺の頬を 触り始める.
S
ぷにぷにしてて可愛いね♡
M
……あひ
佐野は頬っぺを軽く引っ張ったり、 揉んだり…
このまま終わってくれたらな…
でもそうはいかないだろう.
S
…ね、口開けて
M
…あーん
くぱっと口を開ける.
S
舌出して
M
…… ? べー
何だか恥ずかしいな…
S
凄く綺麗な舌…
佐野は俺の舌を触る.
M
あ…あへ、
S
ちょっとザラザラしてて猫みたい
S
こんな舌でフ○ラされたら
すぐイッちゃうのも
仕方ないね
すぐイッちゃうのも
仕方ないね
M
……あ、ひっ…ぱらないれ
ちょっと強めに舌を引っ張られる.
すると佐野は……
S
ぐいッ
M
!?!?!?
いきなり佐野の人差し指と中指が喉奥に 入り込む.
M
あ…あ、ゲホッ
M
お…おえ、
S
ん…ありゃ咽頭の手前まで
入っちゃった
入っちゃった
M
く…ぐるじ…い
佐野が喉奥に指をねじ込む.
M
おえッ…お"…え"ぇ
S
辛いね ? 抜いてあげるよ
佐野が指を抜くと、少し吐き気がする.
M
おぇ…は、吐きそう……
S
さすってあげようか ?
M
いい……いらない
何とか持ちこたえた.
危うくゲロる所だった.
S
舌責めってやってみたかったんだよね〜
S
ほら、舌ってあんまり触れられないでしょ ?
佐野が俺の口を無理矢理手で開かせる.
S
トロットロだね
佐野は俺の唾液が付いた指先を咥える.
S
……うん、甘い
M
…な、何がしたいの ?
S
別に ?
今日はsex以外も良いなって
今日はsex以外も良いなって
S
ね ? キスしよ ?
うん、と言う暇もなく舌が入り込む.
M
んッ…ん、フゥ…ぁ♡
優しく入り込む佐野の舌.
熱くてほんのり苦い.
M
…ん、ぅッ♡ハァ…ハァ…
ちょっと長い.
そろそろ息が……
M
んーッ ! んッ…んっ !!
佐野の背中を叩く.
S
…クチュ、プハッ……息切れちゃった ?
M
な、長いよ
ぜえぜえと息を整える.
佐野は何事もなかった顔をしている.
M
い…息切れないの ?
S
別にー ?
肺活量あるし
肺活量あるし
S
まだまだ出来たけどさ ?
M
……お、俺にも合わせてよ…
M
本当に死んじゃうって
S
んー、別にキスだけじゃ死にゃしないでしょ
S
だって死ぬ寸前まで追い詰めたいじゃん ?
M
な…何言って……
S
死ぬギリギリ手前の顔ってすっごく興奮するんだよね
S
ま、誰にでも興奮するわけじゃないけど
佐野は口元を弄りながら喋る.
ぷるんとした紅い唇は妙にエロい.
…女のコみたい.
S
どしたの ?
M
いや、別に
俺はそっぽを向く.
責められるのは慣れたけど、殺されかけるのは嫌だ.
M
…
S
……なるほどね
S
嫌よ嫌よも好きのうちか
M
はぁ !?
振り返った瞬間、佐野は再び舌を入れ込む.
M
んぅ !?
M
んッ…あ♡うぅ…んッ♡
S
気持ちよさそうな顔しちゃって
S
いつまで持つかな ?







