ある日の夕方
母
明日
1階に響く母の声 。
その声に急いで階段を駆け下りた 。
明日
明日
母
彼女は私の母 。
顔や身なりこそ整っていて若々しいが 、
私の同級生の母親よりも 、少し歳上 。
ちまたでは 美貌の天才 なんて呼ばれてたりもする 。
明日
明日
母
母
母
見ての通り 、
少々抜けてるところがあったりもする 。
明日
母
明日
明日
明日
そう 、私には お兄ちゃん がいる 。
それそれはもう 、
" ド " シスコン
な お兄ちゃん が 。
母
母
母
明日
近頃のお兄ちゃんは慌ただしい 。
部屋にこもってはLINEで
「 うるさくしないでほしい ! 」 「 よろしく !!! 」
なんて 。
最後はふざけたウサギのスタンプまで
LINEですらうるさいってどうなってんの ?
母
明日
母
明日
明日
母
母
明日
無駄に シスコン だしね 。
間違えた 、
" ド " シスコン
だしね 。
母
明日
母
明日
…… 人任せ 、
って 、
私も人のこと言えないか 。
明日
私は重い足に力を入れては 、
兄の部屋へと足を運んだ 。
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝ ♡500
コメント
6件
初コメ失礼します!最高です!