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純が死んでから

澄子さんは

変わってしまった。

千夏

澄子さん

千夏

ご飯、できましたよ。

澄子

澄子

いらないわ。

千夏

ダメですよ。

千夏

昨日からなにも食べてないじゃないですか。

ショックのあまりか

昨日から

何も口にしなくなった。

澄子

純···。

こんなに暗い澄子さんは

初めて。

いつもは

明るくて

笑顔で

楽しげだった。

母さん。

澄子

透···。

千夏

透さん。

食べなよ。

このままじゃ死ぬよ?

澄子

いいわよ。

澄子

純のところに行けるなら···。

バカ!

澄子

っ!

千夏

っ!

透さんが

急に大きな声を出したので

私も澄子さんも

驚いてしまった。

母さんが死んだら!

俺も、千夏も、父さんも

みんなが悲しむんだよ!

ただでさえ純が心だってのに

母さんまでいなくなるなよ···。

澄子

澄子

ごめんなさい。

澄子

そうよね。

澄子

純が死んで、悲しんでいるのは

澄子

私だけじゃ無いものね···。

こんなに暗い一家は

初めて。

1週間後

澄子さんは

もとの明るい性格に

戻っていった。

澄子

千夏ちゃん!

澄子

アイス買ってきたわよ!

あのときの透さんの言葉が

心に響いたらしい。

もう二度と

死ぬ、というのを匂わせる

発言はしなくなった。

私の世界を変えてくれた

世界で一番

大切な人。

純はもういないけど

私はもう大丈夫。

だって

私のなかで

純は生き続けてる。

千夏

はーい!

終わり

ここまで読んでくださり

ありがとうございました!

いいと思った分だけ

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231

コメント

2

ユーザー

遅くなりました! ありがとうございます!

ユーザー

あ。感動😢

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