TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

守られていたのは私の方だった。

一覧ページ

「守られていたのは私の方だった。」のメインビジュアル

守られていたのは私の方だった。

1 - 守られていたのは私の方だった。

♥

16

2019年06月27日

シェアするシェアする
報告する

いつも一緒にいてくれて

ありがとう。

選んでくれて

ありがとう。

本当は大変だった。

耳を塞ぎたくなったけど

眠かったけど

あなたを守ると決めたから。

雨の日も風の日も

何度迎えに行っただろう

あなたを自転車の後ろに乗せて。

あなたがおいしそうに食べてくれるから

嫌いだった料理も好きになれたよ。

あなたが友だちとよく遊びに行くようになった頃

本当はすごく寂しかった

心配だった。

でも嬉しそうに帰ってくるのを見て

元気を貰えた。

あなたにつらいことが降りかかった時

どうしたらいいのかわからない時が沢山あった。

でも、私を頼ってくれたから

あなたにも私にも、大丈夫、と言い続けた。

あなたが不意にありがとう、って言ってくれた時

何でもない一言だったのに、涙が出るほど嬉しかったよ。

あなたとしか思い出せない思い出も沢山あるね。

何度あなたの靴下を裏返して来ただろう。

何度あなたの泥だらけの靴を洗ってきただろう。

何度あなたの喜んでくれることを考えただろう。

寂しいと思う時もあるけれど

あなたも頑張っているなら

私はずっと

想い続ける。

変わらないあなたを。

大好きなあなたを。

この作品はいかがでしたか?

16

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚