この前の続き
麻衣
説明も何もそういう事だよ
飛翔
いや、わかんねぇーよ
飛翔
どういうことなんだよ。
前にあった気がするって。
前にあった気がするって。
麻衣
初めてしょうくんとあった日のこと覚えてる?
飛翔
あぁ、覚えてるよ
麻衣
あの時初めて会ったはずなのにそんな気がしなかった
飛翔
つまり俺たちは初めて会ったわけじゃないってことか?
麻衣
多分。私にもよくわかんない。けどそんな気がするの
飛翔
マジかよ。実は俺もだった
麻衣
えっ…?
飛翔
俺も初めて会った感じはしなかったんだ。
麻衣
どういうこと…?
飛翔
俺には元カノがいたんだ
麻衣
うん
飛翔
元カノの名前もまいって言うんだ。しかもまいちゃんと姿が似てる。
麻衣
うそ…、そんなことってあるの?
飛翔
俺だって最初は信じきれなかった。
飛翔
けど実際起こってることだ
信じるしかないだろ?
信じるしかないだろ?
麻衣
けど私は初めてあった気がしないだけであなたと話した記憶なんかないよ?
飛翔
そう、1番引っかかるのはそこなんだ。
麻衣
もしかして…
飛翔
なに?
麻衣
私が元カノに似てるから、
チャット交換しよって言ってきたの?
チャット交換しよって言ってきたの?
飛翔
それは……!
飛翔
………。
麻衣
やっぱそうなんだね。
麻衣
そっか。似てるってだけだったんだ。
飛翔
まいちゃん……?
飛翔
どうして泣いてるの……?
麻衣
えっ…?
麻衣
(うそ!なんで私泣いてるの?!やだ。泣き顔なんて見られたくない…。)
麻衣
ごめん。今日はもう帰る。
麻衣
私から誘ったのにごめんね
飛翔
あっ、待って!
飛翔
まいちゃん……!!
麻衣が走っていく後ろ姿に 飛翔は叫んでいた…
けど麻衣は止まらなった。
あの出来事から数日がたった。
飛翔
あれからまいちゃんとチャットで話してないな。
謎の女性
あのー、すみません。
飛翔
はい?
謎の女性
今ってお時間大丈夫ですか?
飛翔
誰ですか?
謎の女性
あっ、怪しいものじゃないんですけど。
飛翔
俺になにか用ですか?
謎の女性
まぁーそんなところです
飛翔
話ならここでしてください。
謎の女性
ここでですか?まぁいいでしょう。
謎の女性
私が話すのは3年前あなたが体験したあの事件について聞きたいのです
飛翔
なんだって…?
謎の女性
あなたの元カノは舞さんであってますよね?
飛翔
どうして舞のことを知ってるんだ。
謎の女性
ふふ。まぁー驚かれるのも無理ないですよね。
飛翔
お前一体何者なんだよ。
謎の女性
私は人の過去、そして未来が見える占い師とでも言っておきましょうか。
飛翔
過去と未来だと……?
謎の女性
はい。過去、そして未来が見える。さっき私はあなたの過去を見ました。
飛翔
それで話しかけてきたのか
謎の女性
それだけじゃありません。
飛翔
まだ理由があるのか?
謎の女性
本当に私に見覚えないですか?
飛翔
どういうことだ。
謎の女性
やっぱ忘れているのですね
飛翔
誰なんだよ、お前は。
謎の女性
私は3年前あの事件で死んでしまった舞の母です。
飛翔
舞のお母さんだと言うのか…?
謎の女性
ええ。これで話す気になったかしら?
飛翔
わかりました。
謎の女性
じゃああのお店で話しましょ。
飛翔
はい。
舞の母親だと名乗る女性とお店に入った飛翔。
この後伝えられる事実に飛翔は 驚きを隠せなかった。
一体飛翔は何を聞かせられたのか。
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