テラーノベル
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けぺ
けぺ
けぺ
♪ ♪ ♪ ♪
朝を知らせる音楽が鳴り、寝ていた人々は続々と起きてくる
ギフンもそのうちの1人だった
ギフン
上体だけを起こし、軽く伸びをする
ギフン
ヨンイル
ヨンイル
人懐こい笑顔を向けながら近づいてくるヨンイルにギフンは軽く会釈して続けた
ギフン
ヨンイル
ヨンイルが眉尻を下げ、心配を露呈させる
ギフン
ヨンイル
それだけ言い残して、ヨンイルは去っていった
ギフン
チョンベ
どうやら隣のベッドで寝ていたチョンベも目を覚ましたらしい、寝ぼけ眼で話しかけてくる
ギフン
チョンベ
チョンベ
ギフン
チョンベ
ギフン
放送) 本日の ゲームは 皆様の 体調を考慮して 中止させて いただきます。
放送)次の ゲームに 備えて 、ゆっくりと 休憩を とってください
ギフン
チョンベ
ギフン
ギフン
チョンベ
ギフン
チョンベ
ギフン
チョンベ
チョンベ
ギフン
ギフン
チョンベ
ギフン
チョンベ
チョンベ
ギフン
ヨンイル
チョンベ
ヨンイル
ギフン
ヨンイル
ギフン
ギフンが周りを見渡すと、各々談笑したり仮眠をとったり、とても争うような雰囲気にはみえない
ヨンイル
ヨンイル
チョンベ
チョンベ
ヨンイル
ヨンイル
ギフン
ギフン
ヨンイル
ヨンイル
なんて思慮深く聡明な人だ、とギフンは心底感心した
ギフンの心の中のトゲトゲしていたものが溶けるような感覚がした
チョンベ
ヨンイル
ギフン
ギフンの心の中にはまだ一抹の不安があったが、ヨンイルを信頼することにした
ギフン
ヨンイル
ギフン
ヨンイル
ギフンの布団にヨンイルが無作法に侵入する
ギフン
ギフン
布団で暖まっていた脚がヨンイルの脚によって冷やされる
ヨンイル
ギフン
ヨンイル
ギフン
まただ。ギフンは心の中で自分を激しく叱咤した
ギフン
ヨンイル
ヨンイルがギフンの枕に頭を預ける
ギフン
ギフン
ヨンイル
ヨンイル
ギフン
ギフン
ヨンイル
ギフン
チョンベ
チョンベ
チョンベが2人が寝ている布団に飛び乗った
ギフン
ヨンイル
ギフン
チョンベ
チョンベ
ヨンイル
チョンベ
ギフン
ヨンイル
チョンベ
ギフン
ヨンイル
ギフン
ギフン
ギフンはふ、と笑を零した
ヨンイル
チョンベ
ヨンイル
幸せを実感すると同時に決意が固まる
チョンベ
ヨンイル
ギフン
そう固く誓い、襲ってくる睡魔に身を任せて目を閉じた
…声 ?
……声が聞こえる
???
ねっとりとした、好色をはらんだ声
嫌な、予感がする
起きろと必死に脳が訴えるが、尋常ではないここ数日の疲れがその信号を遮断した
ぐ、と下腹部に確かな違和感を感じた
ゴポッ…コポポ…
始めに感じたのは温度だった
肌が急速に冷やされ、そこに痛みが加わる
下腹部…主に恥部からの強い刺激に意識が覚醒していく
ギフン
ヨンイル
ギフン
ギフン
ヨンイル
ギフン
寝起きとは思えないほどに頭が冴えている
それも、四つん這いの状態で地に仰向けに固定されているこの状況も理由の一つだが…
ギフン
呂律が回らないのは困惑からだろう
なにせ、目を覚ました自分の尻には見慣れたサイダーの瓶が刺さっていた
ギフン
ギフン
ギフン
自分でも信じられないほど語気が荒い
ギフン
体内に侵入した冷水の弾けるような痛さでそれほど余裕がないのだ
ヨンイル
ヨンイル
ヨンイルさんの雄々しい手が頬を掴み、サイダーの瓶へと顔を向けられる
ヨンイル
ギフン
たしかに深緑のガラス越しに気泡の目立つ液体が揺れている
ヨンイル
ヨンイル
ヨンイル
ギフン
ヨンイル
ヨンイル
ヨンイル
ヨンイル
ヨンイルさんの脚が腹を小突いた
コポ…
決して強い力ではなかったが、今の状態ではそれが苦しさを加速させる
ギフン
ギフン
既に限界までサイダーで満たされているというのに、瓶一本分入れるなんて無茶な話だ
ヨンイル
ヨンイル
ギフン
微量のサイダーの侵入を許したのだろう。揺れる液面と液中で上昇している気泡がそれを示していた
ギフン
ヨンイル
ギフン
ギフン
顔がさあっと青くなるのを感じた
ギフン
今のヨンイルさんには何を言っても無駄だというのは理解していた
しかし、振り下ろされる脚を前にただ傍観するわけにもいかず、制止の言葉をただひたすら叫ぶ
ドゴッ!!
ギフン
コポ…っ
ヨンイル
ヨンイル
ヨンイル
ギフン
視界の定点が定まらない
目前でいつもの笑顔のヨンイルさんの輪郭がぐにゃりと曲がっている
ギフン
下腹部が強い圧迫感に襲われる
ギフン
ギフン
ヨンイル
ヨンイル
ギフン
ヨンイル
ヨンイル
既に気の抜けてしまった炭酸は体内を撫でるだけでただ気持ち悪いだけだ
問題は、サイダーがたまることで感じる苦しさと異物感だった
ギフン
ヨンイル
ギフン
ヨンイル
ヨンイル
ヨンイルが容器を掴み、ゆっくりと傾ける
ギフン
サイダーはもう浸入を許されなかった
無理やり入れられたペットボトルの口で尻がじくじくと痛む
ヨンイル
ヨンイル
ギフン
ヨンイルさんのいつもと変わらない優しい微笑みが今は恐怖以外の何者でもなかった
ヨンイル
ヨンイル
ニコリと笑うヨンイルさんを前にただ深い絶望に苛まれることしかできなかった
けぺ
コメント
2件
イノギフで炭酸プレイは天才👏👏