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300年前
少年
くぅぅん…
少年
少年
くぅぅぅん…
少年
少年
少年
これが俺の「元」主との出会いだった。
少年
俺が育ったのは小さくて寒い村だった。
おれが小さい時、怪我をしてた俺を元主は助けてくれた。
そして、主のためになりたい一心で、俺はその少年の従魔になった。
少年
バゥバウ!!
子どもたち
子どもたち
ハウンドからスノーホワイトウルフに進化してからも、元主は変わらず接してくれた。
だから…何も問題はなかった。むしろ、俺は幸せ者だと
思っていた。
しかし、
大人たち
大人たち
そう、俺は大きくなりすぎた。
その理由は誰にも理由は分からなかった
ユニーク個体であるということを、誰も知らなかった。
故に、ただただ良くない噂だけが流れて行った
くぅぅん…
少年
少年
そして、事件がおきた。
(ん…?)
(なにか気配がする…)
深夜にハウンドの気配を読みとった俺は外に出た
グルルルル…
(!!ハウンド)
女性
(あの人、気づいてない…俺が、助けないと…!!)
バウバゥ!!
女性
女性
バウバゥ!!
でも…
俺は間に合わなかった
それでも俺は村にこれ以上の被害が出ないようにハウンドに噛み付いた。そして、噛み付かれた。
俺とそいつの戦いはいつの間にか朝までつづいた
そして、ハウンドは逃げた
が…
大人たち
大人たち
子どもたち
子どもたち
大人たち
子どもたち
大人たち
大人たち
子どもたち
「俺はハウンドから村を守っただけだ。」
声がまだ出ない俺は言い返すことが出来ず、ただほえるだけだった
少年
子どもたち
白い俺の口周りには赤い血、が着いているということは遠目でもわかっただろう
でも主なら信じてくれる
そう、思っていたのに…
少年
理想と現実は違った。
大人たち
大人たち
子どもたち
俺はただ、主を見つめていた。
でも、
その絶望顔は変わらなかった。
俺はただ走った。
もっと早く起きてたら良かったのか?
俺が強かったら良かったのか?
俺が人の言葉を話せたら良かったのか?
そもそも、助けたのが、間違いだったのか?
俺は、どうすればよかったのか? ただそのことだけを考えて走った。
そして、30年前。
俺は魔王と出会った。
ダンジョンのボスを頼まれた。
その代わりに何でもスキルをひとつくれると言った。
だから俺は…
シロ
シロ
シロ
シロ
シロ
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