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いつも通りお母さんが仕事に行ってすぐに窓を開けて待っているが
サクトはなかなか来ない…
ユキ
今日、遅いなぁ…
ユキ
何かあったのかな…
僕はどんどん心配になってきた
ユキ
(事故とかに巻き込まれてたらどうしよう…)
ユキ
サクト…
サクト
なーに
ユキ
！？
ユキ
サクト！
サクト
えへへ
サクト
遅れてごめんね？
ユキ
もう！心配したんだから…
サクト
ごめんね
ユキ
いいよ
サクト
ありがと
ユキ
ε-( `꒳´ * )ﾌﾝｯ!!
サクト
ねぇ、ユキ
ユキ
なーにサクト
サクト
ユキは目が見えるようになったら何したい？
ユキ
んー…目が見えるようになったらね〜…
ユキ
あ！
サクト
？
ユキ
サクトとお出かけしたい！
サクト
俺と？
ユキ
うん！(*ˊωˋ)
ユキ
サクトが今まで話してくれた所に行ってみたい！
サクト
うーん…そうだね
サクト
いいかもね！
ユキ
でしょ！
ユキ
それより、今日のお話は？
サクト
えーとね…
ユキ
(≧∀≦*)ﾜｸﾜｸ
サクト
あ！この前話した小屋の中にね
サクト
子猫見つけたんだ！
ユキ
え！子猫！
サクト
そう小さくてふわふわで…
この日もサクトとお母さんが帰ってくるギリギリまで話した
ユキ
ねぇ…サクト
サクト
なに？ユキ
ユキ
どうしてもお母さんにサクトのこと言っちゃダメ？
サクト
…
サクト
うん…ダメ
ユキ
どうして？
サクトが僕の耳元で、
サクト
2人だけの秘密にしたいから((ﾎﾞｿｯ…
ユキ
！？
サクト
わかった？
ユキ
う、うん
サクト
じゃあ、俺そろそろ帰らなきゃ
サクト
バイバイ！
ユキ
うん！バイバイ！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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