テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
kgm
knmc
kgm
PM 13時
kgm
私は独り言のように呟く。彼は子供のように電車の窓から見える綺麗な海に釘ずけだった。
knmc
kgm
knmc
kgm
文句を言いたげな彼の視線を横目に、私は逆に、穏やかな笑みを浮かべていた。
knmc
kgm
knmc
これは、ほんの少し前までの話だ。
PM 12時
kgm
私は名案だと踏んだそれを、当然の帰結のような顔で差し出した。
knmc
kgm
その気迫に押され、剣持は思わず一歩、身を引いた。
knmc
kgm
ほんの一拍、言葉のない時間が落ちた。
knmc
kgm
kgm
knmc
kgm
knmc
私は、皮肉を含ませるようにして、その言葉を継いだ。
kgm
knmc
ちょうどその時、目的地の名を告げるアナウンスが静かに流れた。
kgm
電車は軽やかに停車し、私たちは開いた扉へと足を速めた。
knmc
kgm
knmc
彼はきっと、実際に海を見たことがないのだろう。横顔から覗くその瞳は、はっきりと輝いていた。
kgm
knmc
kgm
knmc
彼が笑ったのを、私は初めて見た。 不思議なことに、その表情が一番、彼らしかった。
kgm
knmc
視線が重なり、私たちは同時に笑った。
私たちはブレザーを脱ぎ、ワイシャツにズボンという軽装で、子供の様に砂で遊んでいた。
knmc
kgm
knmc
kgm
knmc
kgm
砂遊びを切り上げ、私たちはズボンとワイシャツの裾をまくり、足先を海へと運んだ。
knmc
kgm
寒がる彼が少し可笑しくて、私は衝動のまま、海水を跳ねさせた。
knmc
怒っているようにも見えたが、その表情はどこか楽しそうでもあった。
kgm
knmc
彼も負けじと水を跳ねさせてきた。その仕草があまりに子供じみていて、思わず頬が緩んだ。
kgm
knmc
濡れたままのワイシャツを絞りながら、私たちはただ笑っていた。
knmc
kgm
knmc
海辺から少し距離のある、草木の茂る一角を、彼は示した。
kgm
knmc
kgm
煽るように距離を詰めてくる彼。その視線に宿るグリーンサファイアの輝きから、目を逸らせなかった。
knmc
この短い時間の中で、彼が自分から何かを提案してくることは一度もなかったが、今は、きっと心を許してくれているのだろう。
私は、迷うことなく彼の後を追った。
タップお疲れ様でした🍵
次回作↝ ♡500
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!