黄赤
昔から、俺が対象外ってことは分かっていた
幼馴染だし
男だし
どうしても、恋愛としては見られないんだろうな、って
理解はしていた
それでも、友達としてなら
親友として、側にいるくらいなら
それくらいは、許して欲しい
って、そう思ってた。
赤
黄
夜中に突然押しかけてくることなんて
今まで一度も無かったのに
赤
黄くんはこくん、と頷いて
俯きながら部屋に入っていった
赤
黄
ここまで暗くなった黄くんは初めて見た
そこまで好きだったのか、彼女のことが
黄
暫く黙っていた黄くんが、口を開いた
黄
黄
聞いてられなかった
俺は無性に腹が立って
気づいたら、黄くんを押し倒していた
赤
赤
赤
辞めろ
赤
止まれ
赤
黄
赤
最悪だ
ずっと閉じ込めてきたのに
蓋をして、溢れないように
黙ってたのに、
赤
赤
元気でた?、なんて
乾いたような笑顔で
黄くんから離れる
赤
そう言って、空っぽになったコップを片付けようと
机に手を伸ばした、
黄
気づけば目の前に黄くんの顔があって
俺は押し倒されていることを理解した
黄
苦しそうな顔
そんな顔するならいっそ
いっそ、利用してくれればいい
少しでも、黄くんの中に入れるなら
俺を、意識してくれるなら、
赤
俺は、何でもする
コメント
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フ ォ ロ ー 失 礼 し ま す っ‼ 続 き 希 望 で す っ ( ()
続 き か こ (((
初🌾とブクマ失礼しますっ(^^;