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アロハ
ハル
ハル
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
ハル
アロハ
このおバカは同じクラスの髙松アロハ
出会った初日から距離感ゼロで 最初は戸惑ったけど 今ではもう慣れた
ハル!ハル!って犬みたいに来て ちゅーしようとするわ ハグしようとするわ ほんとに騒がしい奴
でもそんなアロハくんに 俺はひっそりと片想いしている
でも、好きだからこそ まだ話せていない事があって...
ハル
アロハ
ハル
アロハ
ハル
ハル
でももう話さないと
ハル
アロハ
不思議そうな顔をしていて 断られそうな雰囲気だった
でも
アロハ
予想は外れてまさかのおっけー
アロハ
それだけ言い残してどこかへ走って行ってしまった
大事な人だからこそ 伝えなきゃいけない
放課後までまだ時間はあるのに 俺はもう既に不安と緊張に押しつぶされそう
受け入れてもらえるだろうか 嫌われてしまうだろうか
そんな不安が頭をよぎった
そして放課後
アロハ
俺たちはふたりで家に入った
ハル
ハル
ハル
アロハ
アロハ
ポンポンと肩を叩かれた そうやって触られるとドキドキする
アロハ
アロハ
そんな俺をよそに アロハくんはさっさと2階に上がって行く
ハル
ハル
テンション高めなアロハくんにそう声を掛けると アロハくんは少し遠くで笑っていた
いつもそう さりげなく触ってきたり くっついてきたり それで距離が縮まったかと思うとすぐ離れてしまう
俺だけのアロハくんならいいのに
アロハ
アロハ
ハル
ハル
アロハ
アロハ
そう言ってまたくっついてくる 通常運転のアロハくんに 俺ばかり照れてしまう
ハル
ハル
ハル
真面目な話だと思ったのか アロハくんは俺から離れて ちゃんと話を聞く体制になってくれた
アロハ
アロハ
ベータはこの世界では中間層
1番数が多いとされている
ハル
ハル
言葉に詰まった 嫌われるんじゃないかと思うと怖い でも俺はアロハくんに伝えたい
ハル
ハル
オメガはこの世界の最下層 貴重だとも言われるけど 実際のところは発情期(ヒート)のせいで 社会的に冷遇される存在だ
アロハ
一瞬アロハくんは止まった
でもすぐになんでもない顔をして
アロハ
アロハ
ポカンとした顔でそう言ってきた
ハル
ハル
アロハ
ハル
ハル
アロハ
ハル
ハル
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
なんてこと言うんだろ... もっと好きになっちゃうじゃん...
アロハ
アロハ
よしよしと頭を撫でられる
ハル
アロハ
アロハ
優しく微笑みながらそう言われた
ハル
こうやって たまにすごくお兄ちゃんになるアロハくん そこも本当に大好きなところ
アロハ
ハル
アロハ
アロハ
ハル
そりゃ照れるだろ お前のこと好きなんだから なんて1人で思った
それのせいなのか なんだかさっきから異常に暑い気がする
ハル
ハル
ハル
アロハ
アロハ
ハル
ハル
なんだか変な感じがする
アロハ
アロハ
アロハくんは心配している様子だった
ハル
アロハ
アロハくんの手が額に触れる
ハル
なぜかそれに身体が少し反応する
アロハ
ハル
ハル
息も切れてきた そして俺のも反応し始めて 後ろも湿ってくるように感じた
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
ハル
アロハくん曰く甘ったるい匂いが この部屋に充満しているようだった
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
俺には思い当たることがひとつ
ハル
ハル
基本的には発情期のオメガの匂いは アルファしか気づかないとされている
でも、ごくたまにベータも気づく場合がある
その場合アルファほどでは無いけれど 多少はベータもオメガのフェロモンにあてられたりする
だからアロハくんの身体にも 少し変化が表れてきたのかもしれない
好きな人の前で最悪だ... 本当にタイミングが悪い
ハル
ハル
俺のは反応しきってきて もう制服じゃ隠せない
アロハ
立とうとした俺の腕をアロハくんは掴んだ
アロハ
ハル
アロハ
ハル
さすがに驚いた
でも好きな人にそんなこと言われたら... 断れるわけが無い
アロハ
アロハ
もう身体の赴くままにしようと思った 身体が疼いて仕方なかったから
ハル
ハル
アロハ
俺はそのままベッドに押し倒された
一気に雰囲気が変わった
アロハくんは座ってる俺の後ろにまわって 制服のベルトに手をかけてきた
ハル
触って欲しい でも恥ずかしい そんな思いが交差する
アロハ
アロハ
でもそんなのアロハくんには関係なくて 俺はそのままズボンと下着を 膝まで降ろされた
アロハ
アロハ
そういうとアロハくんは 左手で目隠しをしてきた
アロハ
そのまま優しく俺のに触れてくる
ハル
アロハ
ハル
アロハくんは俺のを優しく撫でてから 先から溢れている蜜を先端に塗りこんだ
ハル
そしてそのまま上下に擦ってくる
ハル
アロハ
ハル
擦る度に 腰から波のような快感が押し迫る
アロハくんに擦られる度に 蜜がどんどん前からも後ろからも溢れる
アロハ
ハル
ハル
確かにアロハくんの言う通り 俺はもうびちゃびちゃ
アロハ
そう言うと後ろに指が1本入ってきた
ハル
ハル
俺はズプズプとアロハくんの指を飲み込んだ
ハル
アロハ
奥に奥にと指が入っていく そして中に入った指を抜き差しされる
グチュ グチュ と厭らしい音
ハル
それは知らない快感
アロハ
そう言うとアロハくんは目隠しを外して 後ろと前両方を弄ってきた
ハル
ハル
俺はあまりの快感に背中を仰け反らせる
ハル
ハル
途端に欲しくなる
指よりも大きいなにか
ハル
ハル
ハル
ハル
ハル
アロハ
アロハ
アロハ
押し倒されてアロハくんが上になる ベルトを外す音 そして熱いのが後ろに宛てがわれた
アロハ
ハル
そしてグッとアロハくんのが入ってきた
ハル
ハル
アロハ
初めて受け入れたのに痛みなんてなくて
強い快感だけが俺を襲う
アロハ
アロハ
アロハ
アロハくんが動き出す
ハル
突かれる度に漏れる嬌声
ハル
自分の声じゃないみたいだった
ハル
俺は無意識に声を抑えてしまう
アロハ
アロハ
アロハ
そう言うとアロハくんは腰のスピードを上げた
ハル
ハル
アロハ
そして奥のいいとこを突いてくる
ハル
ハル
奥を突かれると1回1回背中の方が痺れる
そしてお腹の奥...子宮にゾクゾク響いて 全身に鳥肌が立つ
ハル
気持ちよすぎる
ハル
ハル
アロハ
ハル
ハル
愛しさが溢れた
アロハ
アロハくんは強く抱き締めてくれた
そして俺に抱きついたまま腰を動かす
アロハくんの声が微かに耳元で漏れる
好きな人の吐息や声は 俺のことを絶頂へと導いていく
ハル
ハル
ハル
アロハ
アロハ
そして最後にふたりできつく抱きしめ合った
ハル
アロハ
ピュッ♡ ビュッ♡
ビュルルルッ♡
アロハ
アロハくんは直前で抜こうとしていた けれど勝手に身体が動いてしまった
アロハくんを強く抱きしめて アロハくんの腰に脚を巻き付けた
アロハくんのことが 欲しくて欲しくてたまらなかったんだ
アロハくんのが俺からゆっくりと抜けると 中からアロハくんのが溢れてきて 嬉しい、なんて思ってしまう
ハル
ハル
自然とその言葉がこぼれた
アロハ
ハル
ハル
言ってしまった
伝えてしまった
隠さないといけなかったのに
ハル
ハル
きっと出会ったあの日から好きだった
転校してきた俺にすぐ話しかけてきて 俺がクラスに居ずらくならないようにしてくれて おかげで俺は孤立しなくて済んだ
いかにも陽キャって感じで 最初はちょっと怖い気もした
でも真っ直ぐで実は真面目で 誰よりも周りに目を配ってて 俺はそんなアロハくんに惹かれていったんだ
ハル
ハル
ハル
俺は俯いた
アロハ
アロハ
ハル
名前を呼ばれて顔を上げた瞬間
ちゅっ
ハル
不意にキスされた
ハル
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
アロハ
アロハ
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
アロハ
アロハ
アロハ
ハル
アロハ
アロハ
ハル
アロハ
ハル
夢みたいだった
ハル
俺の目から涙がこぼれた
アロハ
アロハくんは笑って俺の涙を指で拭った
ハル
アロハ
アロハ
ポンポンと頭を撫でられた
アロハ
両手を伸ばすアロハくん
俺はゆっくりとアロハくんの胸に飛び込んだ
アロハ
ハル
ハル
俺は力いっぱいにアロハくんを抱きしめた
これから先どんなことが待っていても 俺たちふたりならきっと。
ずっと ずっと この幸せが続きますように。
𝐹𝑖𝑛.
コメント
5件
天才すぎます😭✨️
主さんのオメガバの書き方天才すぎます!主さんの作品まじ大好きです!!