初兎
遅いくらいや。でもいむくんだけは、なくした記憶を思い出さんのよな。
ほとけ
あともう少しだけ。あともう少しだけ偽らないと。
初兎
名前なんてもう捨てたも同然だから、「堕天」を名乗る。
ほとけ
初兎
初兎
違う。僕がここの扉を出現させればあっちの世界に戻れる
ほとけ
怯えたように声が震えて、瞳が不安げに揺れるいむくんを見ると、胸がぎゅっと締めあげられたみたいだ。
初兎
いむくんを殺すなんて、出来るわけないやん。確かにこのいむくんは核そのもの。
でも、ここで殺したりなんかしたら、今後いむくんと会うことが出来ない。
初兎
初兎
嫌だ。誰も殺したくない。いむくんも、いむくんの彼女も。誰も殺したくなんかない。
ほとけ
さっきの不安げに揺れていた瞳は決意が固まったように、きっと力強くこちらを見つめている。
初兎
もう、これで終わりや。いむくん
あの世では僕のこと思い出してな?
コメント
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んねぇぇぇえええ…ッッ泣 もう💎🐇の2人を抱きしめに行きたぁい…!泣 どっちも辛いよねぇ…特に🐇さんSideがわかると線が繋がった感じでもう…ねぇ…ッ泣(((泣きすぎ 神です最高ですまじ大好き