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怜央
生徒
生徒
生徒
生徒
怜央
お願い、私はこれが苦手だ
断る事が苦手だから「お願い」されるとつい頷いてしまう
怜央
怜央
生徒
女子生徒は私の手を握りずいっと顔を近づけた
生徒
怜央
怜央
美玲
怜央
美玲
美玲さんは書類を処理しながら溜息をついた
美玲
怜央
美玲
美玲
美玲
怜央
ド正論を言われぐうの音も出ない
怜央
美玲
怜央
彼女は頬杖をついてつまらなそうにペンを回し始めた
美玲
怜央
怜央
怜央
美玲
怜央
美玲
怜央
美玲
怜央
お風呂から出ると怜央がパソコンと睨みあっていた
怜央
美玲
美玲
怜央
怜央
美玲
怜央
美玲
美玲
怜央
美玲
美玲
怜央
美玲
怜央
美玲
怜央
怜央
美玲
美玲
普段は厳しいけど、何かを頑張ろうとしている人に対しては全力でサポートしようとしてくれてる事、知ってます
私はそんな所も、好きなんです
突然だけど、怜央はモテる いやまぁ、分かると思うけど 特に面倒なのは私の父親の子会社の御曹司に好意を持たれている事だ
亮太
怜央
亮太
定期的に開催されるパーティーで幼少期に怜央を見て一目惚れしたらしい
アタシのαに求婚なんていい度胸してるわね
美玲
亮太
怜央
怜央は私に駆け寄ると隣にスっと立った いつものポジションだ
美玲
美玲
美玲
亮太
亮太と睨み合っていると亮太の後ろから私の苦手なやつが歩いてきた
隼人
美玲
亮太
美玲
隼人
隼人
怜央
にこやかに慰めながら間に立つ隼人さん 私は凄く苦手だ この人は美玲さんのことが好きだ 態度で分かる
隼人
怜央
チラッと私を見る目には敵意が混ざっている
怜央
美玲
私は美玲さんの腕輪掴んで生徒会室へと向かった
亮太
隼人
美玲
怜央
突然怜央が私を連れて生徒会室に来たと思えばそこから黙り込んでしまった
美玲
怜央
怜央
怜央
美玲
いつもの笑顔で私を見るから、それ以上は追求しなかった
美玲
怜央
お風呂上がりの美玲さんはなんというな、艶めかしい…
美玲
怜央
美玲
美玲
怜央
隣に美玲さんが座るとシャンプーの匂いがふわっと香る 私とは違うシャンプーの匂い
美玲
美玲
怜央
美玲
美玲
怜央
美玲
怜央
美玲
怜央
私はドレスを着るのが苦手ものすっごく苦手 肩幅広いし背は無駄に高いし…
それに反して美玲さんはドレス姿が良く似合う、白い肌が更に際立つドレスは会場に入った途端、みんなの視線が集まる
怜央
美玲
怜央
貴女の綺麗な姿をおっさん達に見せるのが嫌なんです、本当に
怜央
数日後
人が交差する会場で、私は美玲さんにピッタリとくっついていた
怜央
美玲
怜央
美玲
怜央
美玲
美玲
怜央
怜央
チラリと横を見れば色白が際立つライトブルーのドレスに長い髪を纏めて、いつもはそんなにしないメイクをして綺麗に着飾っている貴女がいる
美玲
怜央
綺麗過ぎる 周りを見れば皆そう思っているのかチラチラと彼女を見ている
見るな、目を潰すぞ と、思いながら彼女がなるべく目立たないように少し前に立つ
怜央
普段は絶対に着ない服のラインが出るドレス 褐色の肌を際立たせる赤色のドレス 長い前髪を編み込んでサイドで留めて、マットのレッドルージュを着けている彼女
美玲
背も高いし、程よい肩幅だから、傍から見ればハリウッド女優かのような佇まいをしている彼女はいつもパーティーでは注目の的だ
怜央
美玲
美玲
怜央
そう項垂れる彼女を愛おしく見ていると、スーツに身を包んでしっかりと髪を固めている2人組が歩いてきた
亮太
隼人
怜央
亮太
怜央
亮太
美玲
亮太
亮太
美玲
美玲
美玲
手であっち行けという仕草をする
亮太
亮太
美玲
亮太
隼人
怜央
美玲
美玲
隼人
隼人
怜央
隼人
亮太
亮太
美玲
美玲
美玲
怜央
亮太
亮太
怜央
美玲
このパーティーは主に今進めているプロジェクトや、この先やりたいプロジェクトを発表、及び投資を募る場所だ
だから色々と裏がある 私は親会社の社長令嬢という看板を持っているから私に気に入られようと大人達がお世辞を言ってくる
そして怜央も、私と仲がいいという事で近づいてきて、あわよくば私に認知されようとする大人達が寄ってくる
だから嫌いなのだ、この場所は
私達は看板じゃないし、そうゆうのは大人達でやって欲しいものだ
「そして、新しい商品開発を進めています」
関心の声が上がり、私達はモニターに注目した
美玲
ステージの真ん中に立っているのは他でもない、私の父親だ
悟
悟
悟
悟
悟
その言葉に会場はどよめいた 当然だ、そんな事が出来ればとんでもない利益になるし、なにより番が解消出来るなんて夢のような事だ
美玲
怜央
番…解消…
それは、きっと…美玲さんが望んでいることだ 私と美玲さんは元々事故で出来た番関係
亮太
怜央
亮太
怜央
亮太を見上げて下をまた見る
…嫌だ…けど…、美玲さんに相応しくない私は隣に立つ資格がない
美玲さんの隣はきっと、かっこよくて、強くて、権力があって…
隼人
怜央
きっと、隼人さんみたいな人なんだろうって思う 隼人さんならきっと美玲さんを大切にしてくれる
そう、思ってしまったんだ