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ブクマ失礼します(ᐡ•͈ ·̫ •͈ᐡ )。
すき
やば泣きそ、
青黄
花吹雪と共に君のいない世界が来る
プロローグ
死にたい時、生きろって言われたらどーしますか?
嫌ですよね...笑
では死にたい時に付き合ってって言われたら?
それは、想像も出来ないことだと思います。
そんな書き出しの本を読み始める。
_____________『死ぬなら僕と付き合って』
駅のホーム 飛び降りようとしたところでそう言われた
春になって、花が顔をチラつかせていた。
湖論
瑠宇
へへっと笑って彼は肩を揺らした。
そこには花のような甘い香りが漂っていた。
そこにいた人は、もう春なのに冬のような姿を隠した服だった
湖論
瑠宇
湖論
朝5時のホーム、 誰もいない2人だけの空間があった。
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
『な・ん・て・』と、 リズム良く足をステップさして俺に近ずいてくる。
いい匂いが彼から漂ってくる。 柔軟剤何使ってんだろ,?そんなことで気を紛らわせた
瑠宇
そう、宣言をされたかのように指を指された
湖論
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
多分ってなんだよっ!
瑠宇
湖論
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
拗ねている時の顔とは裏腹に何を思いついたのか 飛びっきりの笑顔で言ってきた
瑠宇
瑠宇
僕も死ぬ,? 頭にぐるぐるとその言葉が回り始める
湖論
瑠宇
湖論
湖論
笑顔が固まっていく。
瑠宇
こいつ...さっきの言葉根に持ってたのか、?
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
…… あ゛ぁぁ!やってしまった。 ついつい可愛くて交換してしまった。
瑠宇のスマホから電話がなる。
流れた曲は____________で昔お母さんが歌っていた曲だ
湖論
湖論
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
彼はスマホを胸に当てながら、そう話していた
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
こういう人には 関わらないのが正解なのだろう。
でも、知りたいとも思ってしまった。
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
ちょうど来た電車に彼は乗る
湖論
力が抜けてへなへなとしゃがみこむ。 まるで嵐が去った感覚だ。
湖論
湖論
湖論
湖論
きゅーに頭をわしゃわしゃされて上をむく
湖論
聡美
聡美
湖論
聡美
湖論
聡美
聡美
湖論
そんな話をながらも手を 差し伸べてくれる聡美くんは紳士だと思う、
その手を掴み、立ち上がる。
この、うんこにどれだけの女が泣いたことか...
聡美
聡美
湖論
湖論
聡美
湖論
聡美
湖論
湖論
聡美
湖論
湖論
聡美
湖論
聡美
聡美
聡美
そう言うと聡美くんは、 赤髪の彼女とのツーショットを見せてくる
湖論
湖論
聡美
聡美
湖論
湖論
今は本当に同性愛なんて 当たり前なんだなと改めて実感する
聡美
湖論
聡美
湖論
湖論
聡美
聡美
湖論
聡美
湖論
なんて言えるはずもなく
湖論
湖論
聡美
湖論
湖論
聡美
湖論
湖論
聡美
湖論
聡美
悪い顔をしてニヤニヤと言ってくる。
湖論
そうハイタッチを交わした。
それから数日が経ち、 生存確認をされるという不思議な関係は続いた。
ベッドに寝転がっていると、 瑠宇と遊んだ日を思い出す。
聡美の
聡美
湖論
聡美
聡美
湖論
聡美
聡美
湖論
湖論
提案によって、瑠宇と遊ぶ事になった。
それからは、多分4、5回は瑠宇と遊んだと思う。
普通にプリクラを撮ったり、
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
ゲームをしてみたり、
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
ついつい、思い出し笑いをしてしまう。
そんなある日に、事件が起こった。
湖論
湖論
聡美
湖論
湖論
聡美
湖論
湖論
湖論
お母さんは、去年の7月28日に亡くなった。 病気だったらしい。
聡美
これを言って笑ってくれるのは聡美くんくらいで、 他の人は心配を始める。
聡美くんは、僕のそういうのが嫌いって 分かってくれてるから普通に接してくれている。
数秒の間のあと、
聡美
湖論
耳を済ませてみると、 女の子の叫び声など確かに騒がしかった
湖論
聡美
聡美
湖論
モブ子
湖論
人混みの中に入り込んでいく。
そこで見たのは、 瑠宇とモブ男が喧嘩しているところだった。
モブ男
殴られ左右に顔が動く瑠宇。
瑠宇
泣きも起こりもせず、 楽しんでいるようにも見えた。
______________ ただ、人一倍苦しんでいるようにも見えた
湖論
気づけばモブ男の肩を掴んでいた。
モブ男
モブ男
湖論
モブ男
湖論
モブ男の事を殴る。
モブ男
湖論
湖論
モブ子
モブ子
湖論
聡美
チョップを頭に入れられる。
湖論
湖論
聡美
聡美
湖論
聡美
そこからは、先生に人一倍質問を受けて 普通に授業を受けた。
家に帰ると、瑠宇からLINEが来ていた。
瑠宇
瑠宇
遊びに誘っていた時は、 口頭で言っていたからなのか、誤りから始まっていた。
湖論
瑠宇
彼からのLINEは以外に律儀で、 まぁ生徒会長やってるからかと何故か納得してしまった。
次の日もまた次の日も彼は学校を休んでいた。
少し心配になったので、仕方なくLINEをした。
湖論
既読はついたが、返信が帰ってくることはなかった。
湖論
湖論
湖論
湖論
目を閉じると、意味もない涙が流れ落ちた。
そのまま、気付かぬ間に寝てしまっていた。
ブーブーとなるスマホに気づかずに。
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
目が覚めるとベッドに寝転んだ時間と少ししか変わってなくて、 まだ、あまり寝ていないのだなとわかった。
スマホを覗くと大量の通知と、電話がかかってきていた。
湖論
寝てるかなとも、おもいつつ電話をかける
湖論
瑠宇
彼の声は震えていて泣いているようにも感じた。
湖論
瑠宇
湖論
湖論
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
彼は泣いているのだろう。 でも、泣きながら微笑んでいたのが伝わった。
湖論
湖論
『僕も死ななくちゃいけないから』 そう言われる返事をまっていた。
瑠宇
返ってきた返事は素直で、 なにを話そうか迷った。
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
声は震えていて、瑠宇らしくないなぁとも 思ったけど緊張が伝わってきた。
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
それからはたわいのない話をして、 1時間くらいはたったと思う。
気づけば瑠宇が寝落ちをしていて、
耳を済ませてみると、 誰かがスリッパで走る音と
寝息が聞こえた。
湖論
そう一言残し眠りについた。
土曜日
あまりにも早めについてびっくりする。
まだ、10分前だ。
スマホでも弄っとくか、 そう思っていたら瑠宇が来た
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
恥ずかしさを隠すために笑って誤魔化す。
その顔が彼は気に入ったのか、 何回もそう呼んできた。
瑠宇
彼は、テンションが上がったのか軽く咳をした。
湖論
瑠宇
その後は、瑠宇と話し合い近くの公園に行くことにした。
公園の方へ歩きながら、話しかける。
湖論
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
記憶の糸を辿っていく。
そうだ、8月はお母さんが亡くなってから ずっと偽の笑いをくっつけていて、
その時に、ちょうど男の子にあった気がする。
そういえば話しかけたよーな でも、瑠宇だったかはおぼえていない。
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
公園に着くとかれはいきなり、 ブランコを指さす
瑠宇
湖論
瑠宇
走ってブランコの方へ行くと かれは立ち漕ぎを始める。
大きく前後へ揺らいでいく。
湖論
瑠宇
よほど楽しいのか、 ずっと漕いでいた。
瑠宇
湖論
瑠宇
湖論
近くで遊んでいた子に、 水鉄砲を当てられる
瑠宇
湖論
湖論
湖論
湖論
次の瞬間俺にも水がかかる
瑠宇
それから数十分走りながら、水遊びをした。
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
不思議には思ったが トイレに行く事なんて生理現象だ。 そう思い、あまり深追いはしなかった。
遅い。
ベンチに座ってそう考えていたら スマホが鳴った。
瑠宇
瑠宇
瑠宇
体調が悪くて帰るなら 送った方がいいのではないか、 そう頭によぎった。
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
柄でもない絵文字を使って、 少しでも辛いのが取れてくれないか、 そんな甘い考えをしてしまう。
湖論
くしゃみをしてしまい、体が震え 今自分がどんな状況にいるのかが改めてわかった。
湖論
湖論
そう独り言を漏らしながら、 トイレへ向かう。
公園のトイレにしては、とっても綺麗で 入った瞬間花の香りがぶわっと来た、
湖論
ある、トイレの個室の前を通ると何かを吐く音が聞こえた。
胃から全てを空っぽにしているような音だった。
思わず聞き耳を立ててしまう。
この声どこかで聞いたことがあるような。
嫌な予感がした。
当たらない事を願い、瑠宇に電話をかけた。
通話されることは無く、 瑠宇のスマホの着信音がトイレの中から流れた。
着信音、知っててよかった。 その気持ちがとてもあった。
安心感の一方で、瑠宇の事が不安で心配になる。
湖論
湖論
湖論
返事はなく、 聞こえるのは嗚咽だけ
恐る恐るドアに手をかけて トイレのドアを開けようとする。
運が良かったのか鍵は空いていて、 ドアを開けられた。
そこで見た光景は.......
瑠宇の体には花が咲いていて、 瑠宇は口から花を出していた。
湖論
見ていることに気づいたのか、 瑠宇は後ろを恐ろしいものを見るように振り返った。
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
泣きそうなのを堪えながら必死に笑う。
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇の目から涙がポロポロと零れ落ちた。
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
彼の背中をさする、 彼は、息が詰まりながらも呼吸を整えていた。
湖論
瑠宇は顔を縦に振る
俺の服の裾を、瑠宇が持つ 顔を伏せながら歩くという 不思議な光景になっていたと思う。
彼の、鼻をすする音や嗚咽それだけが耳の中に入っていった。
公園から、家は近くてすぐに着いた。
彼は、お母さんの仏壇の前で立ち止まった。
湖論
瑠宇
また泣き出す彼を見て、 バッグハグをしていた。
湖論
瑠宇
彼の向きを正面に変える。
湖論
口が勝手に開いていて、 気づけばそう話していた。
湖論
言ってから自分の馬鹿さがわかった。
瑠宇の激しくきづついたような顔、 それだけが目に入った。
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
泣きそうな顔なのに何故か彼は笑っていた。
湖論
瑠宇
瑠宇
多分、僕に言っているのじゃなくて 瑠宇、自分自身に言っているのだろう。
瑠宇は涙を拭きながら言う、
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇の顔に花が咲く。
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
自分が病気だと分かったのは小学生のときで、
瑠宇
瑠宇
初めて口から花が出た。
母に相談すると、すぐに病院に連れていかれた。
結論は
ジシツアンカ 、 自失暗花病だった。
名前の通り、ざっくり言うと自分を失うということだ。
15歳の時点で自分が亡くなる。
花が体を埋めつくし、最後には目が見えなくなる。
そうして、すべてが無くなる。
僕は花になる。
この、骨も血も臓器も全てが消える。
日に日に、自分の体が怖くなって行った。
そんなある日、母の提案で習い事を始めることになった。
か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り
適当に決めたのが音楽だった。
別にやることもないし、音楽を始めることにした。
音楽の先生は優しくて、 『私にも子供がいるの優しくて可愛いのよっ、また今度友達になってあげて』 が口癖だった。
僕の病気が悪化した年、 その時にたまたま先生も病気が見つかった。
同じ病院で、よく話すようになっていた。
先生
瑠宇
先生は皆が嫌がっていた花も嫌がらずに 普通に接してくれていた。
_______________そんなある日先生が死んだ
学校を早退して、急いで病室へ向かった。
瑠宇
先生
血が服にかかる。
先生
瑠宇
瑠宇
先生
ニコッと笑うだけで、何も言わなかった。
瑠宇
先生
先生
先生
瑠宇
瑠宇
先生はふっと笑ってそのまま動くことは無かった。
先生の家族が来たのはそのすぐだ
ぼーっとする記憶と、光景、 本当に死んだのか実感がわかなかった。
先生の家族が大泣きをしていて、 僕と同じ歳の子が先生の手を握った時『この人なんだ』そう思った。
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
おれは、ただたんに『ごめんなさい』と謝る彼を見るしか出来なかった。
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
湖論
湖論
瑠宇
瑠宇
湖論
湖論
瑠宇
湖論
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
湖論
中学二年生頭で考えに考えて出した結果だった。
晴れて俺たちは付き合うことになった。
余命宣告を生き耐えたのは奇跡だった。
お互いの親に話に行き数ヶ月、 瑠宇が死ぬまで一緒に暮らした。
年々に瑠宇の体調は悪くなって、
花が体に増えて行った
瑠宇は部屋で花になることを決意した、
瑠宇がある日熱心にイラストを書いていた。
湖論
てるてる坊主のイラストで、可愛らしいてるてる坊主がいた
瑠宇
湖論
それから5日後瑠宇は死んだ。
跡形もなく、花のように咲いて花のように枯れて行った
おれは、以外に吹っ切れていて 彼に笑ってと言われたから泣くことは少なかった。
遺品整理をしていたら、あるビデオがあった。
それは湖論ちゃんへ、そう書いてあるビデオですぐに見ることにした。
瑠宇
瑠宇
彼らしい始まり方で、思わず笑みがこぼれた
瑠宇
調節しているのかカメラが少し揺れる。
瑠宇
瑠宇
そうピースして伝える君。
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇の一言で涙がこぼれ落ちる。
徐々声が出ていき声を出してないた。
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇の声が震える。
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇
瑠宇の震える声と共に俺の泣き声が大きくなった。
湖論
湖論
湖論
4〜5分あったビデオに泣きついた。
1日丸ごと泣いて泣きまくった。
次の日に、顔を洗っていたら瑠宇のてるてる坊主の紙が見つかった。
湖論
湖論
湖論
湖論
そのまま膝から崩れ落ちた。
湖論
湖論
湖論
湖論
湖論
湖論
エピローグ
瑠宇の事を本にした。
拙い文章だったけど、届く人は多かった。
おすすめの曲を添えて、
花吹雪の様に一瞬現れて花吹雪の様に消えた君。
僕は君のいない世界をまた明日も生きていくだろう。
終わりです...笑
ぼつだぁぁあ!
コメントお待ちしています!
落としっぱなしの伏線もあるので考察?も待ってます!
♡500来なかったら消すやつ() 欲張ったぁ_(。。)_
最後まで見て下さりありがとうございました、
ブクマ一言くださいっ!