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#ご本人様には関係ありません
月が昇る時,国民は家へ帰る
なぜなら彼女が現れるから。
暗い夜の中,月の光を頼りに彼女はある場所へ進む
周りには建物だけ
彼女の足音がただ響くだけだった。
❄️
ここには何も無い
彼女を縛るモノなんて1つもない
だから彼女はここへ来る
ここなら誰にも見つからないから
彼女は未来を視てこの地を救ってきた
けれど,恐れられてしまった
1つ,誤ちを犯したから
まだ太陽が昇る頃も許されていた時
彼女は未来を視た
『ここに居てはイケナイ』
彼女は民を安全な城に移した
けれど,1人の少女を残してしまった
民を送り未来を視た
『ある少女は火の粉となるだろう』
彼女は急いで地へ戻った
けれど,もう遅かった
家中に真っ赤な火が燃え移り
跡形もなく塵となった
勿論その塵の中には少女の魂も残っているだろう
そして彼女は民から言われた
『なぜ少女を助けられなかった』
『わざと助けなかったのか』
彼女は皆に言う
<わざとではありません。"助けたかったけど助けられなかったのです">
しかし彼女の言葉は届かなかった
そしていつしか彼女の瞳は呪いの瞳と呼ばれるようになる
国民の声を聞いた偉い者は彼女に告げる
"太陽が昇るその時,暗い牢獄へ閉じ込める"
"月が昇るその時,遂に開放されるだろう"
こうして,彼女は牢獄へ連れられた______。
昔も賑わったこの地ももう無い。
彼女に残ったのは"孤独"だった
けれどこの日,彼女にはその言葉が無くなるのです
もう帰ろうかな…
❄️
彼女は立ち上がった
ドンッ
❄️
この時間は誰も居ないはず…
じゃあ何と______
❄️