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うちの子の会話集

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うちの子の会話集

第1話 - 「やっぱり、好きだな。｣

151

2025年06月03日

#創作

#うちの子

#オリキャラ

黒Tさん。

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黒Tさん。

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イリス・シュネルドルファー(17)

まさか、帰り道で陀糖くんに会うとは…思っていなかったな。

虚嶋陀糖(19)

そりゃそうだろ。

虚嶋陀糖(19)

この時間帯で、偶然に会うとは思わないだろーよ。

イリス・シュネルドルファー(17)

それは、確かに。

虚嶋陀糖(19)

だろ？

虚嶋陀糖(19)

俺だって思わなかったぞ。

イリス・シュネルドルファー(17)

あはは、そっか。

イリス・シュネルドルファー(17)

じゃあ、同じだね。

虚嶋陀糖(19)

…おう。

イリス・シュネルドルファー(17)

……。

虚嶋陀糖(19)

……。

そのまま、黙り込みながら歩く二人。

でも、どこかイリスは気づいていた。

陀糖がイリスの歩く速度と合わせている。

そんな彼の優しさに、イリスは気づいていた。

イリス・シュネルドルファー(17)

(陀糖くん、僕の歩く速度に合わせてくれている？)

イリス・シュネルドルファー(17)

(いつもなら、一歩が速いのに…)

イリス・シュネルドルファー(17)

……。

イリス・シュネルドルファー(17)

(そういえば、こうやって一緒に歩くの久々だな、なんだか嬉しい)

俯きながらも、にこりと微笑む。

…でも、どこかイリスは寒そうだった。

虚嶋陀糖(19)

…イリス。

イリス・シュネルドルファー(17)

あっ、ん？

イリス・シュネルドルファー(17)

どうしたの、陀糖くん。

虚嶋陀糖(19)

…ええと、

虚嶋陀糖(19)

寒い…のか？

イリス・シュネルドルファー(17)

…あはは、どうなんだろう、寒いのかな。

虚嶋陀糖(19)

…。

そうすると、陀糖は首に巻いているマフラーを取りだす

イリス・シュネルドルファー(17)

あっえ、だ、陀糖くん？

虚嶋陀糖(19)

いいから、じっとしてろ。

イリス・シュネルドルファー(17)

……。

虚嶋陀糖(19)

ん、どうだ。

イリス・シュネルドルファー(17)

…うん、暖かい。

イリス・シュネルドルファー(17)

ありがとう陀糖くん。

虚嶋陀糖(19)

おう。

イリス・シュネルドルファー(17)

…でも、大丈夫？寒くない…？

虚嶋陀糖(19)

俺は、お前よりも風邪ひかねえから。

イリス・シュネルドルファー(17)

ああ、そっか…。

虚嶋陀糖(19)

それに、お前…風邪ひいたら大変だし。

イリス・シュネルドルファー(17)

…陀糖くん、僕のこと思って言ってくれてるの？

虚嶋陀糖(19)

じゃなかったらなんだよ。

イリス・シュネルドルファー(17)

！

イリス・シュネルドルファー(17)

……。

イリス・シュネルドルファー(17)

…優しいね。

虚嶋陀糖(19)

ん、ありがと。

イリス・シュネルドルファー(17)

(やっぱり、好きだな)