注意 ご本人様関係なし キャラ崩壊あり 誤字脱字あるかも
同性愛者
言葉の通り、同性を愛す者
これは 同性愛者を許さない世界と
俺の話
ーForbidー
里実
モブ男
里実
モブ男
モブ男
モブ男
里実
同性を愛することは
神を冒涜している
子孫繁栄に繋がらない
等の理由から、ここでは犯罪にあたる
誰を愛そうが 何を愛そうが 個人の自由では無いらしい
モブ男
モブ男
里実
里実
間違ってるのは俺と分かってるつもりだけど
やっぱりどうしても、 傷付いて染み付いて消えない
どうして「普通」になれないんだろう。
毎日毎日 何もしてないフリをしながら 犯罪者であることを隠す
ここでは 立派な犯罪者なのに
里実
里実
香音
香音
里実
里実
香音
里実
香音
里実
香音
里実
分かってはいたけど、、、
香音も、、、そっち側だよな
余計なことなんか聞くんじゃなかった。
青い空
彼と同じ澄んだ色
俺を慰めるように優しい風が頬を撫でてくれた。
香音
里実
里実
香音
里実
香音
里実
香音
香音
香音
里実
香音
里実
香音
少しの沈黙が続いた後
ふと思ったことを口にした
里実
香音
大きな目をぱちくりとさせて
フッと消えそうな笑いをこぼした
香音
里実
香音
溢れる想いを抑える君
そんなの、外から見て容易にわかった。
香音
必死に取り繕った笑顔を見せる君は
胸が痛くなるのと同時に 知りたくて仕方が無くなった。
里実
香音
里実
香音
里実
里実
香音
里実
里実
里実
香音
段々強い口調になって 光がなくなっていく
空を見上げていたはずが 気付けば地面を見ていた。
里実
香音
香音
里実
香音
里実
立ち去ろうとする君の手をすかさず掴んだ。
冷たく小さな君の手を 出来る事なら離したくなかった。
香音
里実
これまで向けられたことの無い 冷たい目
香音
里実
香音
このままじゃダメだ
彼を行かせたらきっと もう二度と戻れない
そんなの嫌だ。
捕まるより嫌だ。
里実
香音
里実
香音
驚きと困惑、、、 それとも
悲しみか喜びか
俺には分からなかった。
里実
里実
里実
里実
里実
もう二度と話すことも 触れることも出来なくなるかもしれない
それでも、君にさらけ出したこと
後悔はしてないよ。
香音
少し驚きと困惑で固まっていた君
フッと消えそうな笑顔を浮かべては
香音
なんて口にした。
里実
香音
香音
にししっと笑う君
その笑顔が苦しくなるほど愛おしかった
見とれてぽかんとしてる俺の気も知らず、ずいっと顔を寄せる君
香音
香音
里実
香音
香音
花が開いたように 明るくなった君を 見ているとなんだかこっちまで 嬉しくなった。
しかし、そんなことを唐突に聞かれても困るものは困る
香音
里実
「お前だよ」 なんて言えないし
嘘はつきたくないし
、、、そうだ
里実
香音
香音
香音
里実
香音
少し背を曲げて、 君の背に合わせる
息が耳や髪に触れてなんだか 行けないことをしてる気がして
心臓が高鳴って止まなかった。
香音
耳元で囁かれた俺の名前
たしかに言われた名前
嬉しさとか喜びとか そんなことより頭が止まって 少しフリーズしてしまった。
香音
香音
里実
香音
香音
グイッと少し強めに 自分の腕の中に引き寄せて
気が付いたらもう止められなくて
自分勝手に口を塞いだ。
香音
最低と言われる覚悟で 逃げないよう、力強く掴んだ
その不安を消してくれるかのように 俺の背にスルリと手を回してくれる
それと同時に自然と強い腕が 優しくなっていく。
息の許す限り 時の許す限り
離さないと 互いに誓った
甘いこの時間が 永遠に続けと思いながら。
香音
先に苦しくなったのは 君の方だった。
口元の寂しさを覚えながらも 火照りとろんとした君の目を ただ真っ直ぐ見つめた。
香音
香音
香音
里実
香音
香音
里実
里実
香音
里実
香音
里実
香音
香音
里実
愛することに制限をかける こんな世界 早く消えてしまえばいいのに
毎夜毎夜思っていた
何が犯罪だと どこが犯罪だと 何度も神に問うた。
愛することに制限がかけられてるからこそ 君を二度と離さぬと心から誓えて こんな世界も悪くないと思えるのなら
ありがとうと ごめんなさいを 同時に思えるのか。
コレを知るのは 青い空だけだった。
君と同じ 澄んだ青い空だけ。
ーForbidー
コメント
2件
すいません、ストーリー良すぎて♡無意識に押してしまいます(≧∇≦)