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約11年前
"あの日"はお母さんの
誕生日だった
8月3日
朝の天気予報では
今年で1番暑くなると言われていた。
嶺
嶺
母
母
母
嶺
嶺
嶺
母
母
嶺
三ツ谷
三ツ谷
嶺
三ツ谷
嶺
嶺
三ツ谷
嶺
三ツ谷は唯一の4歳からの幼なじみ
家が近所だったのもあり
昔からよく公園で遊んでいた。
嶺
嶺
三ツ谷
嶺
三ツ谷
三ツ谷
三ツ谷
嶺
三ツ谷
渡された紙袋の中には
小さなカスミソウのブーケと
ガラスの置時計が入っていた。
嶺
嶺
三ツ谷
嶺
三ツ谷
三ツ谷
嶺
大切なお母さんのために
お店に予約してまで買った香水
いつも自分のために働いてくれる
お母さんのために数週間選んで
決めた物を買い、少し機嫌の良い中
"赤い光"が目に飛び込んだ
嶺
嶺
目の前には真っ赤な炎と黒い煙が家を囲んでいた
嶺
嶺
おばさん
おばさん
嶺
嶺
おばさん
おばさん
嶺
警察
嶺
嶺
嶺
警察
警察
嶺
その時、家から両親が血だらけの姿で
家から出てきた。
嶺
頭は真っ白になって、言葉が出てこなかった。
救急車に目を向けると
目を見開いた三ツ谷の顔が目に入った
三ツ谷
嶺
三ツ谷
嶺
混乱してなにも答えられないまま
そのまま救急車に乗り込んだ
♡100