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コメント
7件
なんか途中でコメントしに来ちゃったんだけど(?) (現在ケーキ食べようとしてる所)
昔は100タップも無かったんだけど…ネ、楽しくなっちゃった☆ (500タップ超え)
午後2時、昼食を取り終え 仕事をこなしていた彼の手が止まる
糖分が欲しくなったのだろうか? はたまた仕事に疲れたのだろうか
怪訝そうな顔でこちらを見つめてくる
gr
gr
tn
gr
tn
gr
tn
gr
tn
gr
はぁ…、と溜息を漏らし 仕事モードだった自分をいつもの 自分に変える
tn
gr
tn
tn
gr
tn
tn
gr
gr
gr
tn
その言葉にプツっときた
gr
だから
tn
tn
tn
gr
手伝ってくれと懇願してきた 相手を放って置く事にした
tn
gr
バタンッ…。(ドアの閉まる音
「待ってくれッ!」という相手の声 にも応じぬまま部屋を後にした
gr
gr
さて、この仕事をどうしたものか 別に分からない訳じゃない、ただ…
問題は"量"だ
いかんせん気分がいい時に ばかすかと宣戦布告しまくってたもの だから…
後回しにしていた資料達が 山程あるって訳だな
gr
溜息を零す
糖分が無きゃこんな仕事やってられない とでもいうかのように
悪態をつき、ペンを指で弄ぶ
gr
ドアの前から足音が聞こえてくる
tn氏だろうか
取り残した書類でもあったのだろうか?
そんな呑気なことを浮かべたのも束の間
コンコンコンッ…(ドアをノックする音
ドアがノックされる音がした
声はしない
直感的にtn氏じゃない事に気づき 声をかける
gr
すると
「近距離部隊所属、第4部隊中隊長の 〇〇です。」
と、返された。 どうやら一般兵士だったようだ
gr
と、命じれば 「失礼します。」と返事をし 中に足を踏み入れる
一般兵士
一般兵士
一般兵士
gr
訝しんでいた私の声を遮り 一般兵士の彼は続く
一般兵士
"A国"、最近噂の超大国だ。 噂によると近年、力を付け傀儡国を 増やしているらしい…
仲は良くも悪くも無ければ あまり関わりもない
一体全体どのような計らいがある のかも分からない
だが
gr
一般兵士
せっかくの貰い物だ
頂かなければ失礼というもの
一般兵士が去ったのを見計らい 菓子折りを確認する
gr
ケーキだ、それも上等な…
gr
懐かしさに浸りながら ケーキを見つめる、その姿は 幼子のようだろう
gr
gr
gr
軽く必要なものをまとめ tn氏に見つかりませんようにと願い 立ち上がった
数分前…
やぁ、僕だよ
今僕はtnちにサボっているのが 見つかってしまったから 伝達部隊,門番兵達の仕事を嫌々 手伝いに行ってる最中なんだ☆(キャピッ
本当に脳内で現実逃避始めるくらい 苦手な場所だし面倒な仕事なんだ
ut
ut
ut
ut
ut
ut
事実今から向かう仕事は そんな感じだ
おまけに埃臭いとかいうデバフ付き
誰がやりたがるんだよクソったれ
ut
口でも脳内でも愚痴を吐き続ける 俺の横を、見慣れぬ顔が通り過ぎ ようとしている
ut
面倒事だと分かっていたのに 何故か反射的に引き止めた
一般兵士
いや知らねぇよ、何て言える雰囲気 でもなく、目についたのは 大事そうに抱えていた四角い箱だった
ut
ut
一般兵士
一般兵士
一般兵士
ut
ut
一般兵士
その後、一礼し 「お仕事ご苦労さまです。」とだけ 言われ、彼は総統のいる部屋へと 向かっていった…
ut
何故か引っかかる
当たりもしない自分の勘を 揉み消すように、再度愚痴を零し始めた
gr
ケーキを切り分け、更に乗せる
それだけの工程だが
自分にとっては幸せを満たす第一歩だ
自然と笑みが溢れていく
gr
「いただきます」 そう言ってフォークを持ち始める
柔らかな生地に彩り豊かに置かれた フルーツ、合わないはずがない
しつこくない甘さなクリームに さっぱりとしたフルーツ
一口、また一口と口に運ばれてゆく
gr
まぁ、あの店のものかは分からないが…
なんて、呑気なことを考えていたその時
下にピリッとした感覚が走る
gr
言葉にしようとしても、声にならない 音だけが喉から漏れてゆく
息が苦しい事に気づいたのはほんの 数秒後のことだった
gr
gr
毒だ、初めからその危険性については 考えていたはずなのに
自分の欲求に抗えず 手を伸ばし、軽々と口にした
その詰めの甘さが自分の首を絞めた
あぁ…こんな事なら、ちゃんと
tn氏の言う通り…自制を覚えておくん だったな…
しばらくすると、思考すらもあやふやに なるだろう
gr
ビチャッ…ドロ…ッ。
gr
gr
gr
気持ち悪い
胃がひっくり返る様な気持ち悪さに 襲われ、椅子に座ってることも 遂には出来なくなってしまった
gr
フラッ…ッッ”バタンッッッ”
意識が途絶えようとしている時にはもう
視界や感覚なんて残っていなくて
ただ最後まで感じていたのは
gr
酷く冷えた床の温度だった。
はぁ、面倒くさい。 あまりにも面倒だ…何故僕がこんな事を しなければならないんだ
一般兵士
ut
適当に返すなって?仕事してるだけでも 十分偉いだろ褒めろや(投げやり
一般兵士
一般兵士
ut
ut
ut
ut
ut
一般兵士
一般兵士
ut
流石にtnちともなると 僕でも勝てない
仕事の態度と向き合い再び 書類に目を通す
ut
気になっていたことを聞くくらいは いいだろうと、先ほどの一般兵士に 声をかける
ut
ut
俺の声に反応した彼はピタリと動きを 止め、答える
一般兵士
ut
ut
ut
ut
ut
そこまで話すと、彼も再び 話し出す
一般兵士
ut
思わず聞き返した
届いていない?そんな分け無い
だったらあの一般兵士が持っていた 菓子折りは何だったんだ?あの話は?
素早く回る脳で1つの答えを導き出す
grちゃんが危ない。
ut
一般兵士
運動不足な体を無理やり動かし 総統室へと足を走らせる
ut
ut
ガチャッッッ”ッ(ドアを開ける音
当たるなよ、自分の勘に念を押して ドアを乱雑に開ける
ut
ut
当たってしまった
そこには、血と吐瀉物を吐き 地面に倒れた、自分の総統が居た
息はしていないようだった
ut
一瞬、その場に飲み込まれてしまいそうだった
いや、飲み込まれかけていた
すぐに動けなかった事を悔やみつつ
幹部であり、軍医の彼へと通信を 繋げる
ut
sn
今にもオーバーヒートしそうな 呼吸を抑え、深呼吸をし 早口で状況を伝える
ut
ut
sn
sn
ut
ut
sn
ut
sn
sn
その声で我に返る、そうだ 息が止まってからの5分間、その5分で 生死を分ける
そこからは必死になって応急処置をした
数分後、救急部隊数名が担架を持って 駆けつけた
grはその後素早くsnの元に 運ばれた
今は集中治療室に居るらしい
俺は…と言うと
倒れた現場から、動けずに
時が止まったまま呆然と立ち尽くしてる
張り詰めた心臓が今にも張り裂けそうで
グルグルと良くない結果ばかり 考えてしまっている
何故あの一般兵士は、grが 会議室にいると分かったのだろうか?
総統に用がある一般兵士はみな もぬけの殻に等しい総統室に足を運び 騙されたように扉を開けるのに
何故一発でここにいると分かった のだろうか?
分からない
今の俺にできることは
あの菓子折りを運んだ一般兵士が 黒だとtnに伝えるだけだ
気持ち悪い
喉の奥に少しまだこみ上げてくるものが あるような感覚がする
それにしても
何をしていたのだろうか
…思い出せない
ここは…?
段々と意識が浮かび上がる
ツンと鼻の奥を刺すようなアルコール 消毒の匂いで目が覚めるだろう
gr
白い天井に白いカーテン 間違いない
医務室だ
そばには点滴を取り換えようとしている 軍医と
赤いマフラーを身に纏う書記長 tn氏が私の顔を覗き込んでいた
tn
何だその口の利き方は、いつもの仕事 モードはどうした?そう言いたいのに 何故か上手く声が出せない
tn
gr
tn
安堵の声を漏らしながら、彼の 目には少し涙が溜まっていた
tn
tn
声を震わせながら、彼は言う
gr
tn
使えない喉を放り、頷いた
sn
と、少し呆れた顔でこちらに声をかける
sn
gr
gr
tn
tn
tn
tn
gr
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gr
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sn
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sn
gr
sn
そうして、tn氏はsnとsnの弟子2人に 取り押さえられながら鎮静剤を 打ち込まれた
ポタ…っ、ポタッ…
僕の横にいる人物の手に握られた ナイフから、血が垂れる…
ut
ut
kn
kn
ut
kn
彼はどうやらA国の"工作員"だった らしい、そう
言わいる"スパイ"ってやつ
あらゆる情報を掻き集め、A国に 送った後、1年以内に総統を殺せと 命令されていたらしい
だが、哀れな男だ
戦闘にこそ長けてそうだが、隠密 行動なんて中堅にもいいところ
監視官のrbrと監視カメラ確認した所 一般兵士の厨房でケーキを自作していた 事が判明した
それも、ご丁寧に怪しげな瓶に入った 液体を練り込み焼いたケーキだ
何故こんな男がケーキなんか作れるんだ という疑問に首を傾げたが、そんな事 今はどうでもいい
ut
ut
ut
…カチャッ、”
次から次えと出てくる言葉とともに 銃口を工作員の額へと突きつける
一般兵士
一般兵士
一般兵士
ut
総統の命を狙った愚者に、慈悲をかけるほど優しくなかった
バァン”ッッッッッッッ”ッッッっ”…カランカランッ…(銃声音
銃声と、薬莢が床に落ちる音だけが 響いた
椅子に縛られ、身動きの出来ない男は ただ頭から血を流すだけ
面倒事が終わった
総実感して、あとの始末はほかの連中に 任せることにした
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同意を求めるよう、彼に意見を求めた
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kn
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kn
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まぁ、こいつの言う通り 俺等には関係のない話に過ぎない
それに、そんな事いちいち考えていたら キリがない
この仕事に就いている以上 国の幹部である以上
そう、割り切るしかないのだ
おまけ。
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sn
gr
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sn
tn