瑠玖
瑠玖
瑠玖
少年の────
広い世界にただ1人
その少年は立っていた。
少年の前には1つの扉
行先の分からない少年はその扉に手をかけた……
扉の先には2人の少女が待っていた。
優しい少女
元気な少女…?
少年
元気な少女…?
優しい少女
少年
元気な少女…?
優しい少女
少年
2人の手を取ろうとした瞬間、
少年は2人の背中を押していた。
自分に何が起こったのか分からない。
ただ目の前に映るのは、
崖から落ちてく2人の少女
眠っていた少年が目覚めた。
だがここは崖ではない。
少年
少年
逞しい男性
凛々しい女性
目の前には双子の男女が立っていた。
逞しい男性
凛々しい女性
少年はそう言う2人の背中を少し追った。
が、後悔した。
次の瞬間、2人の背中にはグサリと深く
包丁が刺さっていた。
目を覚ました少年は、
混乱した頭で目の前を見た。
ボーイッシュな少女
イタズラな少女…?
元気な少女
3人の少女
少年
少年
ボーイッシュな少女
ボーイッシュな少女
少年
少年
元気な少女
ボーイッシュな少女
イタズラな少女…?
そう言う少女たちが少年の目の前に座った。
次の瞬間少年の目にうつったのは、
針山に刺さった真っ赤な少女3人
目を覚ました少年の前には、
シロとクロの2匹の熊がいた。
しかし不思議と少年は怖くない。
クロ熊
少年
シロ熊
少年
熊が少年の返事を聞いて微笑んだ瞬間、
矢が2匹の熊の心臓を貫いた。
目を覚ました少年は、
燃え盛る炎の海の中にいた。
クズ女
クズ男
そう叫ぶ女と男。
少年は何も思わないまま
2人の男女を殺した。
目を覚ました少年の目の前には、
1人のよく知る少年。
真面目そうな少年
少年
真面目そうな少年
少年
真面目そうな少年
少年
真面目そうな少年
少年
なんで君は生きてるの?
少年は心がえぐれていく感覚のまま目が覚めた。
可愛い少女
少年
可愛い少女
少年
可愛い少女
そこには少年が信頼する1人の少女
可愛い少女
少年
可愛い少女
少年
可愛い少女
少年
可愛い少女
少年が少女に腕を回した。
少年は何かを思い出したようにハッとして腕の中の少女を見た。
が、時すでに遅し。
肌は火傷のせいで酷く爛れ、
高い所から落ちたかのように骨はボキボキ。
少年には何があったのか分からない。
ただ覇気のない腑抜けた声を出す事しか出来なかった。
少年
もう少女はピクリとも動かない。
目が覚めた少年は元いた扉の前にいた。
「夢だったのか」
「夢だとしても残酷すぎる」
そう思いながら振り向いた少年は息を飲んだ。
少年の目の前には13の人だったものが立っていた。
13の人だったものは口を揃えて言った。
お
前
が
い
る
か
ら
こ
う
な
っ
た
。
少年
少年
少年はそこで目覚めた。
今度は自分のベッドの上で。
《少年の夢》
──────𝐹𝑖𝑛.
これが大半ノンフィクションなのがまた残酷だよな。 笑える…w
コメント
223件
……( ˙꒳˙ )ファ
7時間前は、11時?え?1時?どっちん
いや上手すぎだろ、、見ててめっちゃ怖かったわ、w