夢小説注意
お父さん
お前なんて生まれてこなければよかった
鈴奈
生まれてきてごめんなさい
お父さん
お前のせいで!
お父さん
お母さんはいなんだぞ!
お父さん
お前のせいで
鈴奈
お父さんごめんなさい…
お父さん
もう、お前なんて見たくない
ガチャ
鈴奈
ごめんなさい…
鈴奈
暗い…怖い
……!
鈴奈
(誰?)
す…!
すず!
鈴奈
!何、あき?
彰人
大丈夫?
鈴奈
え?
彰人
うなされてたから
鈴奈
あぁ、ごめん
大丈夫
大丈夫
彰人
気分転換に、外行く?
鈴奈
うん、行く
鈴奈
ハァ
彰人
ため息なんて珍しいじゃん
鈴奈
いや、そんなことないよ
彰人
そう?
鈴奈
うん
鈴奈
なんか、怖くなってきたな
鈴奈
明日、行けるかな
鈴奈
何、言われるのかな
鈴奈
また、なんかされるのかな
鈴奈
嫌だな〜
鈴奈
明日、ちゃんと笑えるかな、
明日は、いい子でいれるかな…
明日は、いい子でいれるかな…
鈴奈
あれ、なんで私笑わなきゃいけないんだっけ?
鈴奈
いつからだっけな
鈴奈
私がいなくても、困る人いるのかな
鈴奈
もう、わからなくなってきた
鈴奈、好きだよ
彰人
鈴奈、好きだよ
鈴奈
え?
鈴奈
なん、て?
彰人
落ち着いた?
鈴奈
え?
彰人
さっき、色々と考えてたでしょ
鈴奈
うん
鈴奈
え、じゃあ、
彰人
ん?
鈴奈
あれは、嘘なの?
彰人
…嘘じゃないよ
鈴奈
本当なの?
彰人
うん、本当だよ
彰人
鈴奈、好きだよ
鈴奈
うぅ、
彰人
え、ごめん
いやだった?
いやだった?
鈴奈
…違う
彰人
泣かないでよ〜
鈴奈
ごめん
彰人
謝らなくていいから
彰人
で、どうなの?
鈴奈
何が?
彰人
さっきの…
鈴奈
私も、好きだよ
彰人
付き合ってくれる?
鈴奈
うん
彰人
これから、よろしく
鈴奈
うん、よろしくね
彰人
じゃあ、落ち着いたところだし帰ろっか
鈴奈
うん、帰る
鈴奈
そういえばさ、
彰人
うん
鈴奈
今日、橘との話聞いていたでしょ?
彰人
え?バレた?
鈴奈
うん、
彰人
こっそり聞いていたはずなんだけどな
鈴奈
急に、声かけてたし
橘の目線がおかしかったから
橘の目線がおかしかったから
彰人
そっか〜
鈴奈
うん
次の日
鈴奈
あきー入っていいよ
彰人
ん、って全然良くないけど
鈴奈
だって、別に見られて困るもんじゃないし
彰人
いや、困る人もいるから
鈴奈
そうかな…
彰人
お願いだから、俺以外にはしないでくれ
鈴奈
わかったよ
鈴奈
行ってくるね
彰人
なんかあったら、連絡してよね
鈴奈
うん、大丈夫!
ガチャ
加藤
!鈴奈ちゃん
鈴奈
あ、加藤さん
加藤
あがって
鈴奈
…うん
鈴奈
…お父さん
お父さん
!…
鈴奈
(近づいてくる)
鈴奈
(殴られる)
お父さん
…(ギュ
鈴奈
!
お父さん
ごめんな
鈴奈
?
お父さん
お前のことたくさん傷つけた
お父さん
許してくれ
お父さん
すぐに許せとは言わない
お父さん
瑠愛の手紙を見つけたんだ
鈴奈
お母さんの?
お父さん
嗚呼
お父さん
それを読んで、気が付いたんだ
お父さん
鈴奈を、大切に出来てなかった
鈴奈
手紙どこ?
お父さん
机の上だ
鈴奈
読んでもいい?
お父さん
嗚呼、そもそも鈴奈宛だからな
鈴奈へ 鈴奈がこの手紙を読んでいるということは、私はもういないのかな? ごめんね、体が弱くて 私がこの手紙で一番伝えたいのは名前の由来 実は誰にも言ってないんだよね 名前の由来は、鈴の音のように優しくなってほしくてつけたんだ 手紙と一緒に入っていた、髪飾り あれに、鈴が付いていたでしょ 鈴の音をきくと、心が落ち着くらしいよ なんか、あったときは鈴の音を聞いてね
鈴奈
お母さん…
愛夢
…お、お姉ちゃん
鈴奈
なに?
愛夢
髪飾り壊してごめんなさい
鈴奈
うん、いいよ
愛夢
それでね
これ、あげる
これ、あげる
鈴奈
くれるの?
愛夢
うん
鈴奈
ありがとう
加藤
鈴奈ちゃん?
鈴奈
?
加藤
私は、別にお母さんって呼ばれたくてなった訳じゃないからね
加藤
無理して、変えなくていいから
加藤
でも、一応名字は変わっているから
鈴奈
フフッ
加藤
私も家族だと思ってくれる?
鈴奈
うん、勿論
加藤
鈴奈ちゃん、おかえり
鈴奈
ただいま