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今日は俺、仮崎秩の学校を紹介しようと思う。まず神代さん達が通っているところが青桐山(せいとうやま)高校。偏差値が平均で尚且つ家に近いところがいいと思ってる人は大体あそこに行っている。
次に俺たちの方。俺たちの方は宮杦星(みやすぎせい)高校。世間では「天才学校」と名を馳せている程である。ここの高校は小、中と成績がいい人且つ運動が何かしらできる人でないと入ることができない。俺たちは今高校3年生なんだが、大学の内容も触れながら授業を行っている。
仮崎秩
隣でノートに何かを書いている天樂琉月に小声で声をかける。あれほど集中していたら返事は返ってこないと思っていたが「何かしら。」とノートに視線を向けたまま返ってきた。
仮崎秩
天樂琉月
と呟きまた周囲に静寂が訪れる。今は自習の時間なのだが、この白い奴、授業がある時は担当の先生にはしっかりやってますよ感を出しながらノートには絵を描いているだけ。先生が近くに来るとノートを閉じ教科書を見る。担当の先生はしっかり板書していると勘違いしているから何も言わない。なんなら今だって絵描いてやがる。神代さんの。よく知らないって言ってたくせによく一目見ただけで描けるな。上手いし。
それなのにテストでは学年順位一桁。いつぞやの中間試験の時には5教科100点を取っていた気がする。いい表現を使うなら天才。悪い表現を使うならなら頭が良すぎて気持ちが悪い。悪い表現だったとしてももちろんいい意味だがな。
仮崎秩
天樂琉月
仮崎秩
天樂琉月
仮崎秩
天樂琉月
俺はこの時間が好きだ、というより安心する。琉月と馬鹿みたいな話をする時が自分でも憎らしいほどに人間味を感じる。じゃなきゃ、こいつは言うなれば「白いバケモノ」。昔にこのようなことを言われたらしいが悔しいほどに分かってしまう。
仮崎秩
天樂琉月
仮崎秩
琉月がこっちにより「どこ?」と呟く。だから俺は絶対に解かす気のないであろうプリントの最終問題を指す。そうするとこいつは「あぁ、」と言って俺の手にあったシャーペンを取る
天樂琉月
じゃなきゃ3年生失格よ。とでもいいたげな顔で俺の目を見る
仮崎秩
天樂琉月
仮崎秩
天樂琉月
仮崎秩
天樂琉月
仮崎秩
こいつ、覚えるの苦手なくせによく俺の得意分野は覚えてんな。なんか、すっげぇ嬉しい。
天樂琉月
天樂琉月
仮崎秩
どうやら俺は気持ち悪い顔をしていたらしい。しょうがねぇだろ。